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【学級通信】(高校1年:第31号)銀行員の教え子が語るお金の話(前編)

2017-12-06

「お金がほしい…」。そんなことをよく言われます。お金欲しいですよね。私もほしいです。毎月2兆円くらいほしいです(笑)。しかし、私は教員なので、一生涯かかっても2兆円を貯めることはできませんし、年収が1000万円を超えることはありません(校長になればいける!?う~ん無理かな~)。

幸せとかやりがいとかを抜きにして、お金持ちになるのが目的ならば、「起業する」ことをオススメします。数年前、一緒に食事をした銀行員の教え子2人も、

「お金持ちになりたかったら、自分で会社作るしかないです」

と口を揃えて言っていました。

今回の学級通信では、銀行員の教え子に、「お金持ちになるには?」を聞いてみた話を二回にわたって掲載します。「お金ほしい…」と思っている人たちの参考になればと思います。以下インタビュー記事です(今回は、第1弾)

1.お金持ちの定義

職業柄、お金持ちには会うのですが、お金持ちになっている人(進行形)ってのは、なかなか会う機会が少ないので、お金持ちの共通項は分かっても、手段は見えません。共通して言えるのは、周りに誰か助けてくれる人がいる(いた)ことでしょうかね。人脈ってやつです。

社長になる人はたくさんいますが、クリエイティブと言われる一流企業に入るか、弁護士、会計士から料理人、左官屋等に至るまで、専門職種に就いて専門分野を身につけて起業するのが多いかなとは思います。ただ、お金持ちの定義が難しく、年商十億くらいの会社の社長ですと、自分はお金持ちではないと本気で思っていたりします(笑)。

会社の社長は、人脈があるし、自分よりも稼いでいる会社がたくさんあることを知っているので、「自分はお金持ちではない」と言うんだと思います。そう言う意味では向上心が凄いってことなんですけど、それが幸せかって言うとまた違うんでしょうね。従業員とその家族を養っている父親みたいなものでしょうし、プレッシャーは凄いと思います。自分がお金持ちだって認識がある(幸せを感じている)のは、土地持ちで不労所得のある人か、頑張って働いて貯金がたくさんある60歳以降の人でしょうかね(笑)。

2.社長さんたちの共通項目

フツーのサラリーマンで金持ちになろうとすると、いかに投資していくかって話になると思います(不動産とか株とか)。社長の共通項としては、以下のような感じです。

① とんでもなく熱い気持ちを持っている
② 何事も興味を持って取り組んでいる
③ 人脈がある
④ 親が土地持ち
⑤ 親が商売やっている
⑥ 好き(趣味)が高じて専門性を極めた

①、②、③の人は、どの会社、どの環境行っても通用するだろうなって人です。④は、まあ二代目社長とかです。⑤は環境として自分で何かを経営する心理的な障壁が少ないのかなと思います。⑥は二十代で社長やっているような人で、車が好きな人が車の整備(改造)の会社作ったり、料理屋開くのを夢見て飲食店でバイトしていた人がラーメン屋を開いたり、ITの方もそうですけど、だいたい若くて会社始める人は、好きの延長ってイメージです。

大学に行くか行かないは関係ないって感じですかね。変な話、勉強できなくても、好きなら社長はできますし。好きなこと(専門性)を高められる環境に身を置ければいいんじゃないでしょうか。けど、大学には起業したいって人が集まるサークルがあります。いわゆる意識高い系って言われるような人たちが集まるセミナーとかサークルです。そういうところに身を置けば、お金持ちになる手段が身につくのかもしれません。まあ詐欺みたいなのもありますけどね。

サラリーマンでもいい企業の給料は高いですし、それをお金持ちだと考えるならそれでもいいのかなって感じですかね(笑)。まあ最近のニュースを見る限り、有名企業や大企業なら安全だって時代では決してないですけどね。

3.高校生へメッセージ

大学生になるといくらでも時間があります。いくらでもサボれてしまいます。なので、高校生のうちに大学生の期間で何をするかしっかりとイメージしておくと良いと思います。あと、唯一社会と繋がれるアルバイトは大切です。ただ時給の高いものを選ぶんじゃなくて、社会との繋がりをイメージして、専門的なものや、一流のものがあるバイト先を探してください。


みなさん参考になりましたか?これが正解という話でもないので、「お金」に関しても、「幸せ」に関しても、いろんな人のいろんな考えに触れてください。

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