[特別雑談]田之岡条×中川抹茶
中川抹茶●1994年3月28日滋賀県生まれ。横浜総合高校卒。2013年プロデビュー。15年度全日本新人王を獲得。その後初代ユースバンタム級王者に輝き、現在は日本スーパーバンタム級14位にランクされている。
抹 俺さあ、(以下省略)---------と思うんだよね。
田 えーー?!何?それはそのまま書いていいの?
抹 いやダメでしょ(笑)
田 なんで冒頭から書けないこと言うの?バカなの?(笑)
田 約半年ぶりに会ったわけだけど、最近どうしてる?
抹 最近趣味でTシャツ作ってるんだよね。
田 趣味で作ってんの?
抹 いいなって思ったデザインを、こうしたほうがいいんじゃないかなあってアレンジして作ってる。あの、ベロのやつとか。
田 ああ、ローリングストーンズだ。
抹 そういうのを左右反転して、そこに抹茶かき氷をおいて食べてるみたいなデザインを作ってさ。利益目的じゃないから自由に作れて楽しいんだよね。三迫ジムにその抹茶ストーンズTシャツで行った時に、鈴木トレーナーが「いいねそれ!」って褒めてくれてさ「俺も作ろうかな。BiSHのTシャツ」って言ってた。
田 そこBiSHなんだ(笑) 作ったやつ売っちゃえばいいじゃん。インスパイアは受けてますがれっきとした独創デザインですって言って。俺のオリジナルTシャツなんてモロにジョジョのパロディだからね。試合のたんび作ったりしたら絶対面白いと思う。俺も作ろうかな。あいみょんのTシャツ(笑)
自粛期間を経て思ったこと
田 コロナで外出できなかったとき、何してた?
抹 ずっとどうぶつの森してた。
田 ああわかる。俺もずっとファミコンクラシックミニ。
抹 後輩の星(大翔)と一緒に電話しながらひたすら7時間くらい。恋人なんじゃないかって。
田 あのゲームはつながりを感じられるからね。超わかる。夜ふかししてゲームやったりお酒けっこう飲んだり、俺たちは普段できないことを楽しめたんじゃないかなって思うよ。
抹 俺なんて自粛中、朝イチの水の代わりに飲んだ日あったよ。
田 いつの時代のロックスターなんだよ(笑)
抹 前日から冷やしとかないといけないんだよ。「あしたのために その1」っつって。
田 飲むべし飲むべしって(笑)
抹 なんか漠然と27歳までにチャンピオンになるって高校生の頃から決めてたからさ。足止めさせられてこのコロナ禍には相当ムカついてた。
(お店の大将 登場)
大 こんな暑い中来てくれてありがとうねえ。
抹 いえいえ。
大 暑いのにもつ鍋も頼んでくれて
田 クーラー効いてるから全然。クーラー効いてれば最高だよねって入ったくらいなんで。
大 ゆっくりしていってね。(戻る)
抹 もつ鍋は有無を言わさず持ってきてたけどね(笑)
田 もうウェルカムもつ鍋だったから(笑) で、なんの話だったっけ(笑)
抹 27歳までにって思っててそこでいつになるかもわからずやるって言うのがモチベーションに響いてさ、辞めちゃう人の気持ちもちょっとわかるもん。
田 俺は逆。今まで引き返そうと思ったこと何度もあったけど、今こうして全員が「一寸先は闇」的な状況になって、だったら好きなことやっとけばよかったって辞めたら絶対思ってたはず。これまで全く悔いなく生きてきたってそれだけは胸張って言えるよ。っていうことをマリオやりながら思ってた(笑)
抹 俺も。そんなことをあつ森やりながらHさんと、話してたね。
田 なんで急にイニシャルにしたんだよ。もう星って言っちゃってんだよ(笑)
抹 ボクシングやってきてよかったなって思うしね。友達もたくさん出来たし。ほんとによかったのは、性格が良くなったなって思うこと。
田 そんなひねくれてたんだ(笑)
抹 今はもう、俺が異性でいたらプロポーズしちゃうよ(笑)
田 ははははは!
抹 自分が好きとかそういうことじゃないんだけどさ。
田 わかるよ。ダサい自分っているじゃん。いやしかったり。でもそんな自分の嫌な部分が今はないって言えるって凄い良いことだと思う。
抹 そう。そういう面で度胸はついたと思う。
後編へ
撮影協力:もつ鍋帝王 さん
(撮ってもらっただけ笑)
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