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予約困難店と言われるミシュラン獲得店の予約の回り方。

今グルメのフーディー達の間では、予約困難店にいかにして行くか?という謎の席取り合戦が繰り広げられている。

そういうお店は「OMAKASE」というサイトを利用して席予約を取るスタイルが多いようなのだが、このサイトが全くと言って良いほど予約が取れない…

たまに空席が出ましたというお知らせメールが届くが、時間を開けずにアクセスしても「他の方が予約をしました」的な表記が出てきてこれまた全く予約が取れない。

ひょんな事から知り合いを通じて、某ミシュラン1つ星獲得のお店に伺う事が出来たのだが、オーナーの知り合いの懇意で「OMAKASE」の枠の空きを事前に聞き、優先的に「OMAKASE」サイドから予約確認のメールが届くという奇跡的な対応。

というか、むしろ何のコネクションも人脈もないと予約はほぼ永遠に自力では取れないのではないか?という気さえしてきた。

料理が美味しいという本質は勿論抑えているけど、ユーザーに対しての間口は物凄く狭いというイメージしか持てなかった…

誰か1人関係者との強い絡みがあれば、その人を見つけて仲良くなって枠を譲って貰い、一緒に行く…
こんな構図を作らないと予約困難店と言われる名店にはなかなかお邪魔することすら出来ない世の中なんだなーと。

そして来ている客層はそのコネクションを持っている人が殆どなので、店内でもスタッフと顔見知りだし、何ならその場で次の予約を押さえることも出来てるんではないか?

周りを見渡すと父親とその子供であろう組み合わせが2組、男女の夫婦、男性2人組と僕ら。という10名一斉スタートの1日2回転。
コース自体は7,000円弱とかなりリーズナブルだが、コースにはプラスでメニューを選択するものがあったり、追加メニューやドリンクは別になっているのでまた、普通に食後のデザートまで食べるとお会計は結局2万超えは余裕。
お酒を飲む方々だと大抵3〜4万は最低でも行くと思う。

そして親子で来ている2組はなんとなく聞こえてくる会話は親父の仕事に対する考え方や哲学的な話が多い。
こういう場所で親から子への帝王学とも言える社会人になるまでの勉強会が日々行われているんだろうなぁと感じた。
どちらも息子はまだ大学生というは話が会話からは見て取れる。

今時の若い20代のイメージは、偏見になるが、どちらかというと消極的で一般常識にも乏しくこれからの日本は大丈夫なのか?と不安さえ覚える輩が多いが、ここにいた大学生は話し振りやスタッフさんに対する態度など、しっかりしている点が多かった。

こういう大人が集う場所で振る舞いなども覚え、いずれは父親の会社を継ぐ為に数年社会人勉強をして同世代の周りのレベルの低さを痛感しのし上がって行くんだろうなぁ…
なんて構図が勝手に頭に浮かんできてしまった!

話が逸れてしまったが、ミシュランの星を獲得するような人気店を予約するにはそこに通じてる常連さんを何とか捕まえて仲良くなって、自身を認識して貰い上手く潜り込んでいくのが1番の近道なのかもしれない。

よなよな予約ページと睨めっこして、予約が取らないなと嘆いているだけでなく、他の方法を虎視眈々と狙い世の中上手く渡り歩いていきたいものだ。

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