いも風味
わかさいもって、北海道が好きな人だと聞いた事あるかもしれない。お土産で貰ったことあるー!という人も。じゃあ、いも風味は?
は?
これです。
え?わかさいもじゃん!
いえ、「いも風味」です。原料は大福豆、昆布・・・はい、一緒です。なので多少の風味は違えど、ほぼ同じお菓子です。しかし、わかさいもが有名すぎて、このいも風味は類似品扱いされることもしばしば。しかし、こちらの「わかさや本舗」という会社の方が歴史は古いらしい。どうやら元は同じ会社だったようで社長のお名前がどちらも若狭さんですが、どちらのサイトにも何も書かれていないので、まぁ、色々あるんでしょうね。
今は気候が変わってきてさつまいもも作れるみたいだけど、昔は寒い北海道ではさつまいもは作れなかったから憧れがあったと思う。そこで、北海道でとれる大福豆で白餡を作り、細切りの昆布をさつまいもの繊維に見立て、小麦粉の皮で包んで黄身醤油を塗って焼いて、焼き芋のようなお菓子を作ったのが始まり。とっても素朴なお菓子だけど、たまに食べるとしみじみ美味しい。
わかさいもにしろ、いも風味にしろ・・・北海道人が北海道の食材で作った焼き芋菓子。見かけたらぜひお試しを。
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