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大手企業から3年悩んでスタートアップに転職した人の話

7月1日からマーケロボに入社いたしました東 壌(ひがし じょう)です。タイトルの通り、これまで大手企業と言われる会社に8年間在籍していましたが、この度スタートアップに転職しました。大企業で悶々としている方たちのきっかけになればと思い、自己紹介とともに書かせて頂きます。

■これまでのキャリア

2012年:大手専門商社へ新卒入社(BtoB法人営業として配属)

2014年:大手人材会社へ転職(その中でも以下の3つの時代があります)

BtoB法人営業時代→ロバート・キーガンの成人発達理論でいうレベル2(利己的)の時代だったと振り返っています。

支社長時代→成人発達理論でいうレベル3(社会適応)に進化し、レベル4(自立)に片足突っ込んだような状態になりました。この経験は私の中で大きな転機となっています。

組織開発時代→レベル4の自立と、レベル2の利己的な私が混ざり合い不思議な状態でした。この時期の事についてはまた改めてゆっくりと振り返りたいと思います。

成人発達理論とは↓↓↓

■27歳支社長時代にあった大きな転機

これからの将来に漠然とした不安を抱えていた私は、社外で仲良くしていただいているフリーランスの方からの紹介で2017年12月に石川県金沢市で行われた国内最大級のスタートアップカンファレンス「Infinity Ventures Summit(以降IVS)」にボランティアスタッフとして3日間参加しました。

※マーケロボの代表が過去に出たのはIVSじゃなくてICCですね。

IVSでボランティアスタッフとして参加した仲間は16歳から40歳までと、年齢はもちろん育ってきた背景や価値観が全く違う人間達が即席のチームとなり、イベントを裏で支えました。

それまで大手企業と呼ばれる組織に属していた私は、社内に存在する共通言語や暗黙知を既に理解し、関係構築が容易い状態で社内の人と仕事をし、大手企業の看板と肩書きを掲げ社外の人と仕事をしていた私は、はじめて看板も何もない「1人の人間」として仕事をする経験をしました。

■1人の人間として働く為に必要な事

何が出来るのか?という事はもちろん、どんな人間なのか?が問われた3日間だったと思います。

朝は1月の寒い金沢にも関わらず6時に会場に集合し、夜はイベントに参加されているスタートアップの方々と飲みに行く。そんな生活をしていたのですが、参加されていたスタートアップの方々のエネルギーや人間的な魅力に驚きっぱなしでした。そんな異常(当時の私にとっては)な環境の中で、お話させて頂いた方全員に共通していたのは「ビジョンが明確にある」という事だと思います。当たり前の事かもしれませんが、大手企業の中にいた私にとってはビジョンとは社内に言葉としては存在するものの、末端まで浸透はしておらず、どこかヒトゴトで関係のない言葉であると思っていました。そんな彼らとの会話の中で当時在籍していた会社のビジョンを自信を持って言えないことが本当に恥ずかしく、情けなく思いました。そんな体験を経て私は27歳にしてようやく、はじめて個人のビジョンを定めました。

■私のビジョンとこれからマーケロボでやるべき事

私のビジョンは「世の中に夢中を増やす」です。すごくシンプルな言葉ですが、個人的に最も腹落ちしています。夢中で何かを行っている時の人間の美しさを過去の経験から私は知っています。夢の中にいるような時間を多くの人に過ごしてほしいという思いから、まずは自分の手の届く範囲から始める為に人事の道を歩むことに決めました。

マーケロボで今後やっていくことは無限にあると思っています。まだ30名ほどの組織で「これから」もっともっと成長する可能性に満ち溢れた組織です。

また、経営理念にある「大切なことを大切に出来る働き方を」という考えに私は2017年(IVS参加前に今後のキャリアに悩み転職活動している時)から惹かれていました。(旧タクセル時代)

当時はすごい魅力的な会社だと思うも私の覚悟やビジョンが無いことが原因で1歩踏み出すことはできませんでしたが、今は自信を持って踏み出す事ができました。

入社するまでに3年かかってしまいましたが、今も変わらないその考え方を体現できるように人事の側面から全力で支えるつもりです。

最後までお読み頂きありがとうございました!

今後ともどうぞ宜しくお願い致します!!


あ、ちなみに採用を絶賛強化中なので興味あれば是非・・・!笑


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