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【追記】めっちゃ言いたいことあるのに書き忘れてた【ジェンダー/女子力/マリウス葉】

 前回のやつ。長々と書いてたら、言いたいこと言うのを忘れた。

 言いたいことっつってもただの感想だし、1年以上前の話みたいだから今はそんなことはないと信じてる的なあれなのだけれども。

2018年5月23日放送『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送)でもこんな一幕があった。
菊池風磨とマリウスが出演したこの回の番組では、リスナーから送られてきた、<好きな人のために女子力を上げようと思ったのですが、ふと、女子力とはなんなのか、女子である自分のことがわからなくなってしまいました。男性から見た女子力ってなんですか、教えてほしいです>という悩み相談のメールに回答していた。
このメールを読んだマリウスは<女子力っていうワード自体がなんか……>と、「女子力」なる言葉自体への違和感を表明しつつ、<女子力って、結局、“美”を意識することじゃない?>と結論づけた。
ただ、それは「女子」に限った話ではない。“美”を意識するのは男性も同じだからだ。
マリウスは<最近ってやっぱりジェンダーレスだったりそういうのがあるからこそ、男性がメイクとか化粧水とか美容を意識するようにもなっている>とし、そのうえで<男性も男性でそれが普通になってきた>と語る。
つまり、「女だから」「男だから」といった主題の立て方がそもそもナンセンスなのだ。
その後、菊池が<ご飯つくるのが上手とかさ、洗濯をこまめにするとか、掃除ができるとか、それは女子力ではないんですか?>と、家事能力にまつわる「女子力」に関する質問をぶつけると、マリウスは<それは女子力だけど……>と口ごもる。

 ご飯つくるのが上手とか、洗濯をこまめにするとか、掃除ができるとか、それは生活能力/生活力だから!!戦え!!!言いくるめられるな!!!!と思ってしまった(◞‸◟)
 や、マリウスさんは悪くないですよ。悪くないです。むしろよい仕事をされています。

世間的には家事が得意な人に「女子力が高い」という評価がつくことはマリウスも認識しているが、それでもやはり、「家事」と「女子」がイコールで結ばれていることへの疑問は拭えない。
美容を意識するのが女性だけではないのと同じように、家事をするのも女性だけではないからだ。マリウスは自分の両親のことを例に出しながらこのように語っている。
<最近ではそれは女性だけの役割でもなく、家にいる男性だったり、そういう人もするし。僕のお父さんとかもね、逆にお母さんが仕事をしているから、お父さんの方がご飯つくる数が多いから。(でも)だからって、『お父さん、女子力高いね』っていうのも違う気がするけどね>

 ただあれ。女性は生活力が高くて(あるいは、生活力が高くあるべきで)、男性はそうでもないっての、女性に対して抑圧的であるのみならず男性に対しても失礼だからな、と。まあ俺個人はシンクから異臭がするまで皿洗わずに放置しちゃうタイプの人間だからどっちみち生活力はゼロなんですが。

(画像:いらすとや)

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