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【メルカリ創業者】山田進太郎(しくじりJAPAN#1-4)

「進太郎君から『君はリンクスで何がしたいの?』『どう貢献できるの?』みたいな目標設定面談みたいなことを皆のいる前で普通に聞かれて、驚いた覚えがあります」

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■前回のふりかえり

これまで3回で、幼少時代から大学入学当初までの山田少年を振り返ってきました。しくじりJAPAN No.1ではメルカリ創業者「山田進太郎」さんの凡人から成功までの地図を素人なりに描いてみようと思っています✨
(※リンクは一番👇にあるので、今回面白かったら読んでねー)

■鬼詰めするほど真剣に取り組んだコミュニケーションと組織作り

サークルでも会社でも、悪く言うと「まじめで真剣」が空気を一瞬乱す事ってありますよね。
おいおい、楽しくやってるのに何だよノリ悪いな、みたいな感覚。
ただ、どの世界でも「結果を出して背中を見せる」と楽しさが伝染して、周りが勝手についてくる。
モチベーションが高まって一体感を感じるあの感覚を、ここで山田青年は痛感したそうです。

仕組みやルールが出来上がっている空間で変わらない状況にモヤモヤするよりも、
「コミュニケーション」を活かして、優秀なメンバーとともに成長することの喜びや楽しさがある!という驚きとともに、
自分の山を築くというのはこういうことなのかと、肌で理解したそうです。

■ナナロク世代の興奮と離れた距離感

「ネットバブル」
あまりジョブログ世代には身近ではないが、1976年前後に生まれたネット起業家を「ナナロク世代」と呼び、彼らが盛り上がった事でその時代をネットバブルと呼ぶようです。
1999年にはmixi(ミクシィ)の前身を笠原健治さんが起業し、

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2000年にはビットバレーと呼ばれるIT長者が集う組織も立ち上がる。

ただ、山田青年は1-2年上のナナロク世代が持つ
「ITで起業して世界を変える」
ような覚悟は無かったようで、少し距離感を感じていたそうです

就職活動をして楽天に内定を貰い、楽天オークションの開発に携わるなどして私たちと同じような大学生だったことに驚きました。

ここで凡人になりきれない山田青年は卒業直前、「やっぱり僕も先輩たちのように、自分で何かを作りたい」と考え直し、内定を辞退したんだそうです!

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■本気スイッチが入ったまさかの瞬間

山田青年は卒業後にウノウという会社を起業しているが、実態はフリーランスとして細々と生計を立てながら自分探しを続けていたそうです。
ウェブ制作の受託や、「映画生活」の運用を細々と続けながらも一方で、米国への憧れが拭えない。

けっこうここまでは、よくある「フリーランス像」ですよね(笑)
でも、持ってる人間はここで行動力と運を発揮します。。。

グリーンカード(永住権)の抽選に応募したところ当選!
2004年に渡米し、現地で知り合った50歳代の米国人女性と意気投合し、サンフランシスコ近郊で日本食レストランを開く計画を立てたそうです。

ITとは全然関係ない畑で事業しようとしていた事に驚きませんか?(笑)

オープンが間近に迫りパートナーの女性に『あなたは店に立ちなさい』と言われたときに、

“ああ、僕は目の前のお客さんを相手にするよりも、インターネットで世界中の数千万人、数億人にサービスを提供する可能性を追求したいって思えた”

そうです。。。
言ってもいいですか?オープン直前にすげー勝手だなーって(笑)
もちろん山田青年の事なので、後続の手続きや引継ぎもしっかりやられていると信じたいですが(笑)

■6年後にBUY-OUTし成功者へ

その年の暮れに帰国した山田は、ウノウをベースに人を雇い、本格的な起業時代へと突入。「映画生活」の他、写真共有サイト「フォト蔵」を手がけるなど、次第に会社としての体が整っていった。

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結果として2009年に公開した携帯電話向けの無料ゲーム「まちつく!」が500万ユーザーを超えるヒットとなり、2010年に会社ごと米ゲーム大手のジンガに売却。山田は個人としても数億円の売却益を手に入れ、成功者の仲間入りを果たしたそうです!

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■さいごに

おいおい!という瞬間もあれば、やはり行動力と運を持ち合わせた成功者ならではのエピソードもありました。
ただ、やはり天才というよりは「凡人」に近い山田青年のエピソードには、ジョブログは親近感を持ち楽しく尊敬できます。

次回は、
「山田青年が『ウノウ時代を黒歴史』と語る理由と、メルカリ創業まで」
を書いていきたいと思います!

皆さん、今日も素晴らしい一日にしましょう!
to be よりも being
なりたい自分を想うより、在りたい自分に今からなりましょう。

Have Fun!ジョブログでしたー

■しくじりJAPAN 過去記事


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