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「でも」が口癖になっていませんか


こんにちは。キャリアコンサルタントの橋本です。

「でも」が口癖になっている人は少なくありません。

「でも」は本来、「But」の意味を持つ否定の接続詞で、相手を否定する言葉です。否定するつもりではないのに、つい「でも」を使ってしまうことが多いのです。
言われた方も、自分の話を明確に否定されたとは思っていません。しかし、ずっと「でも、でも」と言われ続ければ積もり積もって、潜在意識の中で「この人は自分の話を否定する」という印象を持つようになります。

人は、相手から否定されると、メンタル的に傷つくのを恐れて、心をシャットダウンしてしまう傾向があります。会話の中での接続詞の使い方ひとつで、相手が心を閉ざして、自分の話を聞き流すようになってしまうこともあるのです。

では、どうすればいいと思いますか。
「Yes、and」の会話を意識して心がけることです。接続詞の使い方には4つのパターンが考えられます。
パターン①But  受け取らず➡否定して➡要求を伝える
パターン②Yes(……But) 受け取って➡こっそり否定➡要求を伝えない
パターン③Yes、but  受け取って➡否定して➡要求を伝える
パターン④Yes、and  受け取って➡尊重して➡要求を伝える

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具体的に例を挙げて考えてみましょう。
上司が部下に、会議で使用する資料を作成してもらったところ、概ね承認できるものの、指示した利益予測のグラフが入っていないことに気づきました。上司の反応として、4つのパターンが考えられます。
①は「これじゃダメだな、利益予測を入れてやり直し」とできている部分を肯定せず、受け取らずに否定して要求を伝えるパターン
②は、「うん、いいね」と肯定して受け取りますが、利益予測の抜けには触れず、こっそり入れておくパターン。日本人の上司がやりがちですが、上司が直したことがわかれば、部下のモチベーションを大きく低下させてしまうこともあります。
③最も一般的。「いいね」と受け取りますが、「でも利益予測が抜けているよ」と否定して、「やり直し」と要求を伝えるパターンです。
上司としては「部下をちゃんと肯定している」と思いがちですが、部下にしてみれば、最終的に否定されたという印象が残ります。

では、どうすればいいのでしょうか?正解と考えられるのは「いいね」と受け取り、「そして利益予測を入れておいて」と肯定の接続詞「そして(and)」を使って自分の要求を伝える④のパターンです。

このように、肯定することが相手の心を開き、自分の話が伝わりやすくなるのです。

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あなたの話し方にクセはありますか?自分では気づかない話し方を他人に聴いてもらいましょう。キャリアコンサルタントがあなたの話に耳を傾けます。

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