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【白血病は突然に】 <番外編> 患者との接し方

こんにちは、「根本雅祥(ねもとまさよし)」といいます。「ソルトコントロール」という方法を使って、塩分管理の支援サービスを提供しています。

この<番外編>では、僕が白血病の治療を通して得た気づきや情報などをまとめています。

(これまでに書いてきた記事はコチラで見られます↓)

それでは、どうぞ!


患者との接し方

質問箱に「患者さんとはどうやって接したらいいですか?」というものがあったので、僕なりの返答を書きたいと思います。

端的に言ってしまうと、僕の場合は「今まで通り普通に接してもらうこと」が一番うれしかったです。


本人は意外と普通

がんの治療はかなり過酷なイメージがあると思います。「抗がん剤で嘔吐」とか「脱毛で生きる気力が..」といった感じです。

僕もがんになる前はだいぶ負のイメージを持っていましたが、実際に体験してみるとその印象は少し変わりました。

たとえば「制吐剤(吐き気止め)」という薬のおかげで、抗がん剤を点滴しながらランチするとか当たり前です。僕の場合は制吐剤を入れると、むしろ食欲が増えた気がしました。

また脱毛に関しても「抜ける前に剃る」ことが多いと思うので、ドラマのワンシーンのようなことはありません。しかも、毛根が死滅するわけではないので、抗がん剤が抜ければまた生えてきます。

さらに言えば、骨髄移植「前」は本当に元気だったので、無菌室の中で毎日5〜10kmくらい歩いた上に筋トレとかもしてました。睡眠量もバッチリだったので、「白血病」ということを除けば健康体そのものでした。

※注意
ただし、骨髄移植「後」は地獄の日々が続きました。ありとあらゆる苦痛を知ったと思います。毎日が写真のような感じで、生きた心地がしませんでした。

画像2


普通に接してほしい

もちろん体調がきついときはあるのですが、そういうときは面会をしないので、面会が大丈夫なときはいつも通りに接してもらえたらハッピーでした。やっぱり、病人扱いをされてもあまりいい気はしないなぁと。

よく、お見舞いにきてくれた方から「こっちが逆に元気をもらっちゃたよ」とか言われてたのですが、そのときの僕は冗談抜きで普通に元気だったのです!

というわけで、ぜひ患者さんと接するときは、「普通+ちょっとのやさしさ」で接してみてください。


おわり


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