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『「人の器」を測るとはどういうことか』刊行記念イベント 監訳者 中土井僚氏による「成人発達からはじまる自分自身を探る旅」

こんにちは、JMAM note編集部です。

2024年3月に刊行となった書籍「人の器」を測るとはどういうことかは、発売後に重版、3か月ほどが経った今でも、じわじわと読まれるロングセラー本となっています。

「コーチングの理論について学びたい」という方から、「具体的なインタビューについて知りたい」「成人発達理論について体系的に知りたい」という方まで、さまざまな方に手に取っていただいて、読書会の題材としても取り上げられているようです。

488ページを超える本の厚みに驚く方も多かったのでは?

2024年5月30日には、代官山蔦屋書店にて、監訳者の中土井僚氏にご登壇いただき、出版記念セミナーを開催。オンライン・オフライン合わせて70名以上の方にお越しいただきました。

セミナーは、「なぜ、今、成人発達なのか?」という環境の変化が激しい現状でこそ成人発達理論が必要であるという話から始まり、改めて「成人発達理論」についての整理が行われました。

続いて、「構成主義的発達論フレームワーク」の4つの領域を、ドライブのシチュエーションを踏まえて解説。書籍のなかでも触れられている、発達段階の変遷に関してのかみ砕いた説明はとても分かりやすく、参加者も頷きながら聞いていました。

中土井氏からは、「監修」という立場から、著者であるオットー・ラスキー博士の思いを伝えつつ、成人発達理論の礎を築くことができればという思いも語られました。

本書籍では、成人発達理論における「発達」という言葉を「心の成長」と定義。①社会的・感情的、②認知的、③行動的領域の3点に区別して解説をしつつ、自己変革(変容)のためのツールとして評価測定手法を伝えます。実践的なインタビューについても掲載されており、成人発達理論の基礎からしっかりと味わい、学ぶことができます。

「人の器」いう言葉の響きに少しドキリとしてしまいますが、人の成長について考えることができる、十分な読み応えのある1冊。じっくり時間をかけて読み込んでみませんか?

▼中土井氏の思いを動画でも楽しめます

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