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どうしても諦めきれない。そんな価値観が、生き方を作る糧になる。

「あなたの価値観の根底にはどんな出来事がありますか?」


こう問われた時、あなたはどう答えるでしょうか?


ボクだったらこうです。


「価値観の基礎は、フィクション = 物語から出来上がった」


そういっても過言ではないくらい、ボクは小学生の頃から、さまざまな本を読むのが好きでした。


授業の合間の休み時間には、図書館から借りた本を読んでいましたし、その日の授業が終わり、1時間後の合唱団の練習が始まるまでのわずかな時間も、図書館に入り浸っていました。


ボクの時代は「本貸し出しカード」というのを手書きで書いており、あっという間に書く欄がなくなったのを覚えています。


その度に新しいカードをもらうのですが、その時の達成感もまた、ボクの読書欲をかき立てていたのかもしれません。


(そういえば、今は貸し出しカードはほとんど電子化されたのかな?)


読むジャンルはさまざまでした。


・青い鳥文庫の「電子探偵団」シリーズ
・「怪談レストラン」シリーズ
・学研 マンガでわかるシリーズ
・なぞなぞやクイズの本

どれも懐かしいなぁ。


とはいえ、数多く読んでいると自然と読む本にも偏りができます。
今振り返ってみると、それらにも読む熱が特別入っていたかもしれません。


それが「ファンタジーの長編小説」でした。


・ハリーポッターシリーズ
・獣の奏者シリーズ
・マジックツリーハウスシリーズ
・デモナータシリーズ
・デルトラクエスト シリーズ
・アモス・ダラゴンシリーズ
・伝説の勇者の伝説 シリーズ

文庫本サイズの物語から、ライトノベル、ハードカバー(いわゆる何100ページもある厚い本)まで、さまざま読んでいました。


中学生、高校生になってからも「ファンタジー小説熱」は溶けなかったように思います。


物語の中では自由になれた


なぜそこまで、ファンタジー小説にハマっていたのか。
当時は単純に「おもしろい!」「先が気になる!」という想いだけで読んでいたように思います。


ただ、改めて言語化してみると、ボクは「物語の自由さ」に惹かれていたんだと思います。


現実では到底起こりえない、不思議で魅力的な世界観設定に、子供ながらにワクワクしたというのももちろんあります。


自分が普段暮らす現実以外にも、もしかしたらどこかでこういう世界もあるのかもしれない。あったら楽しいだろうなぁ。


そう妄想することもありました。
ベッドに寝転びながら、本を開いてニマニマして、満足して眠りにつく。


夢の世界で物語の世界に入っちゃったりなんかして。


そういうこともあったかもしれません。


ただ、それ以上に惹かれたのが、人が持つ価値観について。


・物語の主人公が、自分の価値観にしたがって生きていく姿
・価値観の対立と、それらを貫こうとするそれぞれの立場や理由
・世の中の「常識」に縛られない価値観


物語に触れれば触れるほど、人について、価値観についてを考えさせられたんですよね。


ファンタジーという世界観の中で、主人公をはじめ多くの人の行動や心理が描かれ、またそれらの価値観も描かれます。


その中には、現実世界では「普通じゃない」「常識はずれだ」と言われるだろうものもありました。創作だしね。あたり前です。


だからこそ、「この人はなぜこんなことを言ったのか?」「この世界での『常識』とこのキャラの『常識』の違いは?」みたいなことも自然と目がいくようになったんです。


現実ではあり得ないことでも、「その世界観の中だったら」をベースに考えるとどんどんどんどん思考が進んでいきました。


創作である以上、多くの場合はその価値観に至る「背景」や「理由」があります。どんなに現実から見て「あり得ない」「歪んだ」価値観だとしても、その世界に生きる人物ならではの理由がある。


極端にいえば、「理由」があれば、どんな価値観でも正当化されうる。


どんな人でも、どんな考えを持ってても「存在すること」が許されている。


この「自由さ」にボクは惹かれたんです。


現実の学校や社会だと、基本的に「常識」に合わない人や「気に入らない」と判断された人は排除されがちじゃないですか。


どんな理由があっても、集団の圧力や立場の強い人に圧殺される。


仕組みとしては「分かる」んですけど、心の底ではやっぱり納得いかなかったんですよね。


ボクの父親はまさにこの「常識」タイプで、社会や自分の価値観を、理不尽に変えて押し付けてくる人でした。


小学生の頃はその脅威になすすべもなく従うしかなくて。
だからこそ、「物語」の自由さが羨ましかったんです。


「物語」の世界では、自分が自分の考えを持っても許される。
  

物語の中では自分が自由でいられる。


そう感じたんです。
だからボクは、物語の世界の虜になったんだと思います。


そしてこの「自由さ」は、ボクの価値観の中で、絶対に譲れない要素として根付くことになりました。


生きる中で、あなたが絶対に譲れない要素はなんですか?


義務教育から本、その中でも物語にどっぷりハマったボクですが、その後高校、大学と進学していくうちに1つの疑問を感じるようになります。


物語の中で感じた「自由」を本当に現実では感じられないのかな?

と。


この疑問が浮かぶようになってから、行動・検証する中で、さまざまな葛藤や対立、価値観の変化などあるわけですが、これはまたおいおい別の話で。


この記事で伝えたいのは、たった一つ。


価値観の根底にある出来事を一度考えてみませんか?ということです。


もしかしたらそれで、あなたが絶対に譲れない、何よりも大切にしたい価値観がわかるかもしれません。


他の人がどう思おうと大切にしたいこと。
これが認識できるだけでも、あなたの生き方の方向性は大きく変わります。


ボクはこの「自由さ」を諦めなかったおかげで、大学在学中からフリーランスになれましたし、卒業後もなんとか5年間生計を立てることができています。


挫折したことも何度もありましたが、「自由さ」だけは手放したくなかった。その想いだけでやってきたから、ここまで粘ることができました。


それくらい、あなたの中の強い想いは生き方を実現する鍵になります。


もし今、あなたが「これからの生き方を見直したい」「もっと自分らしさを追求したい」と思っているのであれば、ぜひ一度考えてみてください。


「ひとりだと不安だよ!!」という方は、公式Lineの方から連絡いただければ、ボクが気軽に相談に乗らせていただくことも可能です。


お話しする中で、生き方を一緒に考えていきましょう!


ということで今回はこの辺りで終了です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!



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【プロフィール】

◾️語り屋タツミ
「自分の『好き』を語る生き方を」をテーマに発信する25歳。
学生時代、組織で生きることに絶望し、ほぼ感情のない毎日を送る。
大卒後、すぐに独立しフリーランスという生き方やコーチングとの出会いの中で、「自分にとっての価値を生き方にする」ことの大切さを痛感。
現在は個人向けにホームページ制作やライフコーチを提供しつつ、自分の好奇心のままに仕事と遊びを両立する生活をしています


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