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数えきれないほど息子に言ってきたあの言葉を、今こそ自分に!

「新しいことに入っていくのがあまり得意でない息子」とか書いていますが、私自身がとても、非常に、ものすごく腰の重い人間です。
この2年程、仕事&これからどんな人生を送りたいか、についてずるずる悩んでいて(≠考えていて)、しかし現状維持を続けています。

新しいことは苦手、怖い、だから結局面倒くさくなる。
頭でっかちで、自己啓発系の本や記事はすごく読むけれど、そうか~と思ったまま実生活には何一つ生かされていない。恥ずかしい。

なぜここまで動けないのか?とずーっと考えていて気付いたのは、私は「やってみる」と「うまくいく」が強力なセットになっているということです。何かを「やってみるなら、うまくいかないといけない」という謎の思い込みがあります。やってみてうまくいかなかったら、すごーくがっかりして落ち込んで、「ほら、やっぱりだめだった。私なんて……」といういじけ思考に陥るのが目に見えているから。

はい、「試行回数を上げなければ、成功は増えない」「成功している人は尋常じゃない数の試行をしている」という言葉は何十、何百という記事や本で読み、深く納得しているのです。なのに、できない……

しかも! 私は子育て期間中、息子には数えきれないほど
「やってみないとわからないじゃん!」
「うまくいかなくたって、やってみることが大事なんだよ!」
「数をこなさなくちゃ、うまくなんかいかないよ!」
と言ってきました。
まったく、どの口が言う……自分が一番できてないだろ!

でも、そろそろ本当に、(少しずつ)心を入れ替えようと思います。
前クール放映されていたアニメ『忘却バッテリー』で、私の大好きな千早君が言っていました。
「本当は怖かっただけだ 全力でやって……それでも報われないことが」
そう、私も怖いんです。高校生男子じゃなく、50代のおばさんだけど。
息子にあんなに言ってきた言葉を、今こそ自分にも!
53歳の夏、「とりあえず、やってみろ!」





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