ポイントやマイルが付かないクレジットカードの魅力

一般にクレジットカードの魅力は、クレジットカード決済によって付与されるポイントやマイルかと思います。様々な媒体(ブログ、雑誌、動画等)においても、いかにしてポイント還元率を高めるかが最大の関心であると思います。一方でポイントやマイルが付与されないクレジットカードに、筆者は魅力を感じる場合があります。それは、個人のクレジットカードを使って、交通費や宿泊費を会社の経費として立替えて払った場合、その際に付与されるポイントは誰のもの?という議論が生じるときです。筆者の場合、一部の支払いについては個人のクレジットカードで立替えて払わざるを得ないことがあります。その際に、クレジットカード決済によってポイントが付かないクレジットカードがあるととても便利です。

そのような背景により本題に入ったうえで結論を申し上げると、出光昭和シェル石油の「シェルスターレックスカード」がポイントやマイルが付かないクレジットカードになります。ただし、実際にクレジットカードを発行している会社(イシュア)は三菱UFJニコスになります。国際ブランドはVISAとMASTERが選択できます。ちなみに、私は保有しているクレジットカードの国際ブランドのバランスを鑑みて、MASTERを発行してもらっています。

そもそも、ポイントもマイルも付かないクレジットカードに、どれほどの需要があるのか?という疑問に対しは、シェルスターレックスカードは、ポイント還元がない代わりに別の特典があります。すなわち、ガソリン店頭価格が割安な会員価格で購入でき、かつ6カ月間のカード利用状況に応じて5段階(1 Star~5Star)のランクに応じて、レギュラーガソリン単価が1リットルあたり1~7円引き、ハイオクガソリン単価が1リットルあたり3~12円引きになります。さらに、クレジットカードの明細をウェブ明細に切替えた場合(紙の請求書の代わりにネット閲覧になる)、ガソリン単価が1リットルあたり1円引きが上乗せされます。従って、私のように自家用車を保有していてガソリンを購入する人には利点があります。とくに、私の自宅最寄りのガソリンスタンドはセルフの昭和シェル石油であるため、日常的によく利用しています。

また、私は一般カードを保有していますので、今年度、24万円以上利用することで、1,250円(税抜)の年会費が免除されます。そのため、2 Starを定常的に達成すれば良い理屈になります。なお、ガソリンの割引きについては、クレジットカードの支払い時に、上記の割引き単価に当月のガソリン購入量をかけ算した料金が引き算されて請求されます。また、現時点において、私は一番下のランクの1 Starであるため、ウェブ明細と併用して、レギュラーガソリンが1リットルあたり2円引きの特典を得ています。そのため、6カ月で12万円(1カ月あたり2万円)で、1リットルあたり3円引きを目指して、もう少しスターレックスカードの決済額を増やすことも検討中です。

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