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「不要不急のこと」考える余裕があるということ

こんにちは。都内でOLやってる「じゅうなな」と申します。
勤め先が在宅勤務体制になってから、2週間が経ちました。

2週間なにをしていたか?

ちょうど2週間前、私の勤める会社でも在宅勤務ができるようになりました。リモートワークができるラップトップはもちろん、固定電話にかかってきた電話を自宅に持ち帰っている携帯に自動転送するという、大変ありがたい(ありがた迷惑とも言う)機能まで実装されています。

そのため仕事の面では全く不自由なく、ひたすら自宅に籠もって仕事仕事。終わった後は本を読んだり、テレビがあんまり面白くないのでYouTubeを見たり。外出といえば食事の買い出しと1日1回の散歩という、大変模範的な国民を演じておりました。(この記事に載せてる写真も散歩の時に撮影したものです。花見したかったですね。。。)

休日もユリコ・コイケを信じて引きこもり。睡眠負債を返済するべくひたすら眠り、ベランダでおひさまの光を浴びながらぼんやりして、ご飯を作ってだらだらと食べながらアマプラで映画を見る…夜が来ればまた眠り、気付いたら朝。土日休みの仕事なので、翌日もまた同じです。世間では「自粛疲れ」「外出できないストレス」などの問題が取り沙汰されていますが、正直この2週間好き放題やっていたので、私自身はあまりストレスを感じずに過ごすことができました。

気づいてしまった

あれ、「ストレスを感じずに過ごせた」ということはつまり、「外に出ないことが苦じゃない」ということ…?

引きこもり生活2週目の週末、散歩コースをぶらぶら歩いている時に気づいてしまいました。思えば在宅勤務が始まって会社に行かなくなってからの期間、いつもより穏やかな気持ちで過ごせているし、頑固に残っていたニキビも治ったし、仕事が終わった後の虚無感も少ないような気がする…。

せっかくなので掘り下げてみると、この2週間で「やらなくなったこと」がいくつかありました。仕事関係だと通勤(電車)、仕事用の化粧と服選び、対面での商談や会議。退勤後や休日は、友達と飲みに行ったり、買い物に行ったりすることがなくなりました。逆に「新しくやるようになったこと」もあるかと思ったのですが、正直あまり無くて、強いて言うなら始業前の早朝に散歩するようになったくらい。他の部分は今までとあまり変わってないような気がします。

ということは、「やらなくなったこと」は自分にとって不要もしくは「やらない方が快適なこと」で、やめずに続けていることが必要なこと、または「やった方が快適なこと」かもしれません。

自分にとって必要なこと、不要なこと

気軽に外出できない、家の外での娯楽が減っている今の時期は、自分のライフスタイルにとって何が「要」で何が「要」でないかを見極めるいい機会かなと思います。私の場合は通勤がないこと、社内・社外問わず人との対面コミュニケーションが少なくなったことにメリットを感じていて、これらの行為は自分になって「不要」というか「やらない方が気分がいい」ことなんだと思います。

逆に私にとって「必要」なのは、生活を送る上で最低限の環境に加えて、たっぷりの睡眠時間、一人で過ごす時間、日に一度の散歩、コーヒーとちょっとした甘いもの、インターネット環境、SNSと動画サイトくらいに絞り込めるかもしれません。もちろん「なくなってから不自由を感じるもの」が他にもあるかもしれませんが、今のところこれがあれば生きていけてしまうのでは?と思っています。

試してみる?

今すぐに「必要と感じたもの」以外を捨てる勇気もないのですが、せっかくなので在宅勤務の間、「自分にとってやらない方が心地いいこと」を避けてみると同時に「やった方が心地いいこと」の質をあげてみようかなと思います。

例えば、インスタントコーヒーじゃなくてちゃんとドリップしてみるとか、好きなお店のお菓子をお取り寄せしてみるとか。睡眠時間も惰性で寝るだけじゃなくて、ちゃんとパジャマを着て寝る、寝る前はスマホやPC触らないとか。今まで通り生活するだけではありますが、色々と工夫の余地はありそうな気がします。いわゆる「丁寧な暮らし」っていうものですね…。

まとめ

ありがたいことに外に出ないで仕事ができていますし、今のところお給料が減るというお話もなく、こんなぼんやりした「不要不急で、自分中心なこと」を考えられる、とっても恵まれた環境にいるんだなあと思います。ただ、いつまでも安心・安定が続く保証はどこにも無い。時間と整った環境がある間に、これから自分にとって必要なもの、不要なものを考えておくのも良いんじゃないかなと思って記録しておきます。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。





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