平成23年度「もとまち自遊ひろば」中間報告

|中間報告を作成しました

7月30日、31日、8月28日、9月4日、9月18日、10月2日、10月16日の計7回分のアンケートについて、
中間報告を作成しました。

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以下は、中間報告の要約版です。

●アンケート項目「冒険遊び場はいかがでしたか?」への回答について

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冒険遊び場について、
回答はすべて肯定的評価であった。
「冒険遊び場もとまち自遊ひろば」が
こども参加者の保護者から非常に好感を持たれていることがうかがえる。

各項目の選択理由では、
こどもが普段できない体験ができたという主旨の回答が多く見られた。

実際の回答 ※抜粋

*「とても良かった」を選択した理由

【7月30日】
・子供の素敵な笑顔を見れた。普段体験出来ない事が出来たので。
【7月31日】
・途中から親元にくることもなくひっしに遊んでました。
・子供達が自分達で楽しくあそべていたから。
【8月28日】
・楽しくあそべていたから
【9月4日】
・子どもたちが自分たちの発想で自由に安全に遊べるから
【9月18日】
・自由に遊べた為。たくさんイタズラできたから。
・初めてやる遊びばかりだったから。
【10月2日】
・のびのびと遊び、友だちができた。
・いろんな遊び方が自由にできてよかった
・木を使っていろいろつくれるところ
・こういうプレイパークがほしかった。
東京に住んでいたこともあったが、子供が小さく、まだ参加できなかったので。
【10月16日】
・ふだんできないあそびができた。
・子供達が、自分で考えて好きなことが出来ていたから

*「良かった」を選択した理由

【7月30日】
・いろいろな遊びができた
【7月31日】
・泥遊びは普段できないので楽しかったみたいです。
・自然にふれて子供にいろんな体験をさせれた
【10月2日】
・木登りが出来て、子どもが満足した。
【10月16日】
・ブランコ、タイヤ、木をぬったこと
・日頃出来ない遊びを楽しめる

●アンケート項目「今回の冒険遊び場について、率直なご意見をお聞かせ下さい。」
への回答について

継続参加を希望する声、
こどもたちの遊びが発展していくことに対する期待の声があった。

また、こどもが自主的にあそびをうみだしていく様子に驚いた向きもみられる。
スタッフのあり方への、好意的な意見も寄せられた。

そうした中、
「身近にあるようで普段はなかなかさせていない遊び」という記述も見られたように、
現在のこどもの遊びの環境は、
親世代が身近に感じられたものが減少している状態であることもうかがえる。

実際の回答 ※抜粋

【7月30日】
・ありがたいです。次回も参加したいので、よろしくお願いします。今後もずっと続けて下さい。
・スタッフの方と子供達の関係がとても良い。
【9月18日】
・大変素晴らしいことをされていると思います。子育てサークルのお手伝いを2年間ほどさせてもらいましたが、屋外で見守るだけで、子どもが本能的に自由に遊ぶものなんだなとあらためて実感しました。サークルの時は、親が遊びを考えていましたが、自主的に遊びを考えているので、そこが素晴らしいと思います。
【10月2日】
・大人の方が適度な距離感で見て下さるのがとても良いです
【10月16日】
・凝ったおもちゃではなく、身近にあるようで普段はなかなかさせていない遊びができて、とても有意義でした。またぜひ遊びに来ます。
・感謝! つづけてほしい。つぎはどんなことをしはじめるかたのしみ


●アンケート項目「今回、お子さんの遊ぶ様子や表情を見ていかがでしたか?
感じたことをご自由にお書きください。」への回答について

記述からは、自分で遊びを見つける・自分たちだけで遊ぶこどもたちの姿が浮かび上がる。
また日常ばなれした環境に対する楽しさもみてとれる。

「仲間が出来て楽しそう」という回答もあり、
「冒険遊び場」が新たな交流の場になることもあらためてわかった。

また、今後、こどもたちが冒険遊び場に親しんでいった際に、
どのような変化がおこるのかは、重要になりそうである。

実際の回答 ※抜粋

【7月30日】
・自分から興味を持って、遊びを探している。
・いつもと違う遊びばかりでいきいきしていた
・親とはなれて、とても楽しそうにあそんでたので、なかなか、そうゆうことも見れないのでよかったです。
【7月31日】
・自分から知らないお姉ちゃんと遊んでいったのはびっくりしました。
・とても楽しそうで、いつもより友だちと遊べていました。
・大声を出して、友達とも力一杯、遠慮する様子がなかった。
・一人で参加したので不安もありましたがすぐに仲間が出来て楽しそうでした
【8月28日】
・頭を使って“これしよう”と思い、ふだんしないことをして楽しそうでした!!
【9月4日】
・こちらも、おおらかな気持ちで接せられていい。表情がイキイキしている。
【9月18日】
・水遊びは夏のものという感覚があり、最近していなかったので9月でもまだしたいんだなぁと思いました
・意外に自分で判断できる所が多いところに気付きました。
・みんなと一緒で楽しそう、小さい子供にやさしくしていた。
・慣れてきたらイキイキし始めた。ダメ! あぶないを言わないと親もストレスが無いのが気持ちよかったです。
【10月2日】
・どうしても木に登りたいという意欲と達成感に、自信のある顔つきになった。 
・積極的にスタッフさんに話しかけていたのに驚きました。
【10月16日】
・開放されて生き生きとしていた
・1人で勝手に遊んでて、親の口出しがすくなく、楽しそうでした。
・親とはなれて、お兄さんとか遊んでて、すごく楽しそうだった。
・なかなか根気強い

●まとめ

冒険遊び場「もとまち自遊ひろば」に対して「とても良かった」という意見が大勢を占めた。
継続開催・継続参加を希望する回答もあり、
「スタッフの方と子供達の関係がとても良い」との記述も見られた。

こうした点で冒険遊び場「もとまち自遊ひろば」は順調に展開していると言えそうである。

一方、親の子供に対する介入について、「つい口をだしてしまう」旨の記述もあり、
新規の参加者も増加していることから
「もとまち自遊ひろば」の主旨はひきつづき周知する必要性は高いだろう。

また、推移を注意深く考察するべき項目もあるとおもわれるので、
こどもたちの遊び、運営体制について定期的にふり返り、
中長期的視点に立って考える必要もありそうである。

(報告:近藤倫生)

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