父の助言〜利用される人間になるな〜

先日、地元の幼なじみから突然の連絡があった。

友「ディズニーランドのチケット2枚を間違った日付で購入してしまったので買い取ってくれない?今はこんな時期だからガラガラで0分待ちとかで入れるらしい」

私はひととき考えたが、そんなに行きたくもないディズニーランドのチケットを、私が希望していない日付で買い取らなくちゃいけない?と思いながら返信をした。

私「15%引きなら買い取るよ、それでも良いなら^^」

それから返信はない。

これについて母に話したところ、母が父におもしろ話で話したようで、それから父から私に電話があった。

父「あなた、また、人がいいね〜。なんでもハイハイ、いい顔しなくていい。断る時はきっちり断ればいい。そんなことで去っていく友達は必要ない。むしろ、いいように利用されるあなたになって、これからもただ使われる。もし、彼女があなたを本当の意味で友達と思っているのであれば、一度別れて(連絡を取らなくなって)もまたあなたのもとへ戻ってくる。だから、断る時はきっぱり断りなさい。」

元々説教くさい父ではあるが、今回の電話もズバり長かった。私のためを思ってくれているので、有り難いが。

そう、私はなかなか友達付き合いがいい。(大抵キッパリとは断れない。)最近は、出来るだけ人との距離感を保つようにしているが、今でも、所謂、”良い顔”をすることが多い。自分ではそんなつもりはないけれど、相手を思うとニコニコ良い子ちゃんしている。。そして、あとでどっと疲れが出るのだ。

結局自分が疲れてしまうのだったら、そんな態度をとるのをやめればいいじゃん、と思う。でも、何だろう、心の奥底では人から嫌われたくないのか、元来の性質なのか、今までの人生で形成された性格なのか・・無意識にそういう振る舞いをしてしまう。

もはや、私の交友関係は、相手から利用されているのか、私が利用しているのかわからないくらい共依存的関係性になっている気もする。

私としては、これからの人生、他人軸ではなく自分軸で生きたい、と思ってはいる。人に優しくありたい、親切にしたい、貢献したい、という気持ちは強いのだけれど、その上で、きちんと自分がやりたいこと、やりたくないこと、自分の気持ちに素直になって生きたい。そもそも私たちは自分が幸せになるために生まれてきたんだよね。そして、自分が幸せで他人も一緒に幸せになれたら最高だね。

そういえば、ぱらぱらめくって積読本になっちゃったけども、1か月くらい前に書店で見かけて、ついタイトルに引かれて買ってしまった本がある。(これぞまさにマーケティングの力、でも大事)

ね、ネーミングセンス素晴らしい、というか引かれません?笑 手に取ってみたくなるでしょう?

その中に書いてあった中でも第4章の「人脈なんて言葉を使っているやつはクソだ」という章。少し今回の話に当てはまる。

「人脈」という言葉を使っている時点で、ロクなビジネスパーソンではない。「人脈」は人を損得という一面でしか捉えていない言葉だからだ。
「この人とつながったら、いいことあるかな」「この人と繋がったら儲かるかな」という顔をして近づいてくる。

この本はビジネスパーソンに向けた本ではあるが、日常の人間関係も結局、仕事にも繋がるし、プライベートにも繋がるし、人と人とのコミュニケーションという面では、プライベートもビジネスの場も同じことなんだと思う。そもそも、この本にも書いてあるけど、プライベートの繋がりが、ビジネスに繋がるかなんて事前にわからないことも多いし、その反対もしかり。

だから、人との関わりにおいて、素直にインスピレーションや直感でこの人と仲良くなりたいな、という気持ちで交流することが大切なことなんだなと思う。相手とのつながりを損得で判断すると大抵相手にもその損得判断エネルギーが伝わりますしね。

話が逸れましたが、自分も相手を利用しない、そして他人から利用されないように気をつける、が大事ですね。

おしまいっ!

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