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体調に合わせた薬草茶

奈良の曽爾村ですくすくと育った「大和芍薬(ヤマトシャクヤク)」のお花の蕾をドライにしました。5月の半ばに今にも咲きそうに、たわわに膨らんでいた蕾です。

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芍薬は、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」とも美しい女性を例える慣用句に詠まれるように大輪の花がとても綺麗な植物。根っこは漢方薬になり、補血や止血など鎮静の効果があります。女性ホルモン分泌を整え,肌も美しく艶やかになるというとのこと。

そんな植物の花びらをつくってブレンド茶をつくってみることに。

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あすが美しい日になることを祈りながら、夜ねる前に飲むお茶をイメージ。

カフェインの少ない番茶をベースに、心もからだも温まる大和当帰葉と、アントシアニンが豊富で美容効果が高い黒豆をくだいて。ビタミン・ミネラル・食物繊維など栄養がたっぷりのマコモも少々、加えてみました。そして、最後にきれいな赤紫色芍薬の花びらを。

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お湯を注ぐと、ふわーっと茶葉が広がります。

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番茶やほうじ茶など、飲みやすいお茶をベースに、薬草やハーブを少量ずつ3〜5種類ブレンドしていくと、とても味わいやすいお茶に仕上がります。ドライもよいですし、生葉のまま使うと、青々としたフレッシュな香りがします。

「この薬草・ハーブは何に効くのかな?」「古来どんな使われ方をしてきたのかな?」と調べながら、気分や体調に合わせたお茶を淹れてみるのも楽しみの一つ◎


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