広告代理店

僕は広告代理店の人たちが嫌いです。
なぜなら「嘘つき」が多いからです。

彼らはよく
「認知を高めましょう」とか
「集客数を増やしましょう」とかいいます。
僕のクライアントのところにも
よくそのような提案があるとの報告を受けます。

そんなとき、僕は、クライアントに対して
「そういう場合は『何のために?』と聞き返しましょう」
と言います。

そのときの反応は大体が
「集客が増えれば、売上が上がります!」だそう・・・

確かに売上は上がるでしょうね。
でもそれで儲かりますか?

マーケターのみなさんならもうお解りでしょうが、
大事なのはROAS(投資効果)です。
儲けを見ない投資は、投資とは言えません。

というわけで、
認知を高めましょう」とか
集客数を増やしましょう」とか
売上を伸ばしましょう」とか言ってくる人たちは
投資の話をしているのではなく、
ギャンブルの話をしているのです。
さも儲かるような雰囲気を出して
客をギャンブルに誘っているのだから
だから僕は「嘘つき」と言っているのです。
このお金で競艇しましょう!と言ってるほうがまだ潔い。

もう一つ、僕がクライアントに助言していることは、
「それでうちは儲かりますか?」と返すように
言っています。
それで大体の詐欺師は撃退できます。

もちろん投資ですから、必ず儲かるとは言えません。
必ず儲かる、という人も同じく詐欺師です。

マーケターの場合、
儲かるための道筋は提示できます。
いわゆる、KGI・KPI設計というやつですね。
そのためには、できるだけリスクを抑えてあげるのも
マーケターの重要な仕事と思っていますので、
場合によっては、不用意に集客を増やさないほうがいい、
と言うことすらあります。

集客よりも大事なのは儲け
儲かるなら集客は減ってもいい
というのが正解です。
さて、これまでクライアントに
「(無駄な)認知を高めましょう」とか
「(無駄な)集客数を増やしましょう」とか言って
散々無駄な投資をさせて荒稼ぎしてきた
広告代理店の人たちにそれが言えますか?



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