ミニマリズムとその周辺~スティーブ・ライヒを中心に~
昨年5月に開催した「ミニマリズムとその周辺」(この回の曲目解説はこちら)の第2弾。今回はミニマル・ミュージックといえば、のスティーヴ・ライヒにスポットを当てたプログラム。中でも、2本のエレキギター、エレキベース、ドラム、ピアノを、同じ編成を事前録音したものと対峙させる『2×5』は、ライヒの諸作の中でも最もポップな味わいをもつ異色作。今回が日本初演という貴重な機会となる。更に、ケージ・フェルドマン以降のアメリカ実験音楽を代表する作曲家:ジェームズ・テニー、ライヒの影響下から自ら