マガジンのカバー画像

2024年9月30日発売『妄想講義』

26
【新刊案内】 『妄想講義 「自分」からはじめる明るい未来の作り方』 300ページ、2500円(税込) 9/30発売予定 「妄想」をテーマに、明るい未来の可能性を20人の若手著者…
運営しているクリエイター

記事一覧

明るい未来をつくる「妄想」とは?『妄想講義』絶賛発売中!

突然ですが、みなさんは最近なにを「妄想」しましたか? 忙しい毎日から解放されて、海外旅行…

「妄想の肯定」は「妄想の否定」か?──山本浩貴(いぬのせなか座)が考える、「妄想…

「いぬのせなか座」という制作集団・出版元を主催し、小説家、デザイナー、編集者、批評家など…

鬼として世に存在する──批評家・角野桃花が語る「生存のための批評」

サブカルチャーを語り、社会との接地点を見定める。アニメや漫画などの、いわゆるサブカルチャ…

川上弘美の小説は「教訓のない寓話」……ってそれ、なに?──住本麻子が論じる川上作…

「妄想」と文学?もちろん繋がりそう、だけど……。住本さんといえば、文芸誌やWEBなど様々な…

“わたし”の大事さについて“わたし”にしか書けない文章で──アーティスト・駒澤零…

イラストレーター、音楽家、DJ・VJ、批評家……さまざまな顔を持つアーティスト アーティスト…

アルバイト中に現れる!?俳優・批評家の渡辺健一郎が考える「私でなくもない」ものと…

誰よりも「妄想」する男渡辺健一郎さんは、2021年に「演劇教育の時代」で群像新人評論賞を…

【生きるのに大切なことはなんですか?】にゃんたこ

あれはいつだっただろうか。大学生の頃、早朝まで飲み明かして、二日酔いのなか友達の布団で横になりながら無思考にスマホをいじっていた。働かない頭で画面をスクロールしていたが、SNSも無料漫画も内容が入ってこない。内臓がアルコールを分解するためにフル稼働で、眠たいのに眠れなかった。 「そうだYoutubeを見よう。」そう思い立って、動画を漁っていた。すると、何人かが、昨夜の自分と同じように楽しそうに酔っ払っていることが分かるサムネが目に入った。 それがにゃんたこさんの動画だった

科学ジャーナリストが古今東西の資料から読み解く、人類の「未来妄想」のあゆみ

科学と人文のハイブリッド。気鋭の作家・茜灯里が描き出す「妄想」とは? 代表作の『馬疫』で…

私たちにエアコンは本当に必要なのか?若手大工が本気で目指す「真に快適で幸福な家づ…

エアコン嫌いの青年の叫びが、日本の住宅づくりを変えていく?見た目は、少しルーズな印象の今…

シェアハウスを運営する社会学者が描く、結婚・家族関係を超えた「新しい人生のモデル…

「自由市場化」していく人間関係に疲弊していませんか。SNSやマッチングアプリが「出会いのき…

若者のスマホ文化から紐解く、新時代に必要な「妄想」のかたち/メディア環境学者 久…

バーチャルな自己が生み出す、新しい時代に必要な「妄想」メディア環境学者として若者の「盛り…

「妄想」を仕事にすることに興味ありますか?ー開発ユニット「AR三兄弟」の仕事の裏側…

テクノロジー、カルチャーの最先端を駆け抜けるAR三兄弟が、初の兄弟リレー形式で語る「仕事の…

性別に縛られない世界って?「ワンピースで世界を変える!」アパレルデザイナーが語る…

性別に縛られず誰もが自由にファッションを楽しめる世界を目指す 10代の頃、自己の性別に違和…

私たちは「スロープの上」を生きている……!?作家・批評家の小川和が考える「からだの動かし方」

今回『妄想講義』に小川さんが寄稿してくださった「妄走のあとで」は、単著『日常的な延命「死にたい」から考える』で考察されていた「バーチャル/アクチュアル主体論」および「補遺」で触れていた『呪術廻戦』論を、「妄想」というテーマと結びつけて議論を展開していただいたものになります。 ……こう書くと、いかにも専門的というか、「批評」や「人文」に馴染みのない人にとってはとっつきづらいかもしれません。けれども今回、小川さんに書いていただいたのは「スマホが手放せず、情報過多な状況に現代人な