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[オトと戯れる 21]〜ミニ・カバーで使ったマイク

今回の[オトと戯れる]は、ミニ・カバーで使ったマイクについて。


これらのテイクの録音では。。。DTM界隈のマイク情報で氾濫している!?”コンデンサー・マイク”は使ってない。


ライブ・イベントの定番マイク

このミニ・カバーで使用したマイクはー

ハウンド・ドッグ〜シュアーSM57
リトル・ウイング〜はシュアーSM58

上が57、下が58

ハウンド・ドッグは。。。ライブ・ボーカルの定番SM58で録るつもりだったけど。。。録る時に。。。「あれ!? どこに置いた!?」みたいなことになって、すぐに見つからず。。。SM57になった💦

SM57はギター・アンプやドラムのスネア等に使われてるイメージが強いけど、ボーカルに使われることもあるので、イレギュラーっていうほどでもない。

ただ、この手元のヤツはウインド・シールドがないので。。。


ハウンド・ドッグの歌い出し"You ain't nothing but a 〜"の"but a"の破裂音部分とかは、少し気合いが入り過ぎたか。。。ポップノイズが入ってるぽい。。。


グリルの付いてるSM58を使ったリトル・ウイングの方は、そういう目だったノイズはなし。。。!?


これらのボーカルは。。。「録る」ってことをある程度意識して歌ってる。ハウンド・ドッグの冒頭はちょっと。。。みたいな感は残るけど。。。

で。。。歌のクオリティを上げたいなら。。。まずは「さらなる歌い込み&録り直し」でしょ。。。


過酷なREC環境!?

これらのシュアーのマイクの特徴は、電源なしの単一指向性〜”カーディオイド”。マイクの前方の音は拾うけど、後方はシャットアウトする(ゼロってわけではないけど。。。)。

また、音源に近い位置〜「オン」で音を拾って、他の音を出来るだけ排除するってのも特徴。。。

さて。。。この時の録音環境。。。エアコンがんがん効かせて、風が「ぶあー」って吹き出してる状態。

それでもMac的には暑いのか。。。CPU等の生み出す熱は相当なもので、ファンもブンブン回ってる。。。笑

Macのファンはフル稼働

そんな環境で録ってる。。。

でも、そういう音は、少なくとも。。。目立つようなレベルでは入ってないかと。。。それは。。。そういうノイズ源を背にしてマイクをセットしてるから。

ノイズ除去系のプラグインはまったく使ってない。


スタジオやステージのドラムやアンプの大音量の中で、これらのマイクを大量に使っても。。。バランスをとることで、出音が破綻しないってのは。。。驚異的な話だってことに改めて気付く。。。


「コンデンサー・マイクはクリアでイイ音が録れる」

。。。ってのは、繊細であるが故に。。。非常に環境に左右される。。。



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