DTM/宅録〜サウンド・メイキング22〜ナチュラルなドラム・フレーズの強弱(ベロシティ)
曲作りやレコーディングでのドラムは、今では基本的なフレーズはほとんど打ち込みをしていない。GarageBand / Logicの"Drummer"で生成されるフレーズを基本にして、それをアレンジしていくって流れ。
このドラム・フレーズもその流れで作ってる(ドラム音源はAddictive Drums)。前半はドラムのみ、後半はガイドとしていくつかの音を足したもの(Miroslav Philharmonik 2 / Logic Piano / MODO BASS / AmpliTube)。
GarageBand / Logicの"Drummer"は別のドラム・トラックにリージョンをコピーするとMIDIデータに変換されるので、それを覗くとー
データが色違いで表示される。色の違いは「強弱」を表していて、シンバルとハイハットの数値を1小節だけ抜き出してみるとー
113 / 48 / 99 / 49 / 85 / 45 / 103 / 47
っていうような数字になっている。
アタマはシンバルでジャーン!と強めで次のハイハットは弱め、以後のハイハットはチタチタチタチタでチ=強め/タ=弱めになっているけど、その数値は同じじゃない。その後の小節も同じパターンが続くけど、最初の1小節の数値とも違う。
ナチュラルなドラム・フィールが欲しいなら、キックとスネアはバン!って強めに打っておけばまあいいかって感じだけど、ハイハットやシンバルはこのように数字をランダムに散らさないとそういうフィールになってくれない。
打ち込みでやるっていうなら、そういう数値調整をする必要があるけど。。。もう今はそんな面倒なことはする気にならナイ。。。
このデモのキック/スネアはー
・ドンドンドンドン
・ドンパンドンパン
・ドンパンドドパン
ってロック系の定番なフレーズを変化させてるけど、ハイハットとスネアのフレーズだけ刻んでもらって、キックはリアルタイムで鍵盤で弾いて、クオンタイズをかけてリズムを整えている。キックだけだとリズムが取りにくい場合はスネアも叩くこともよくある。
キックはベースのフレーズにも絡んでくるのと思うようなフレーズを生成してくれないことも多いので。。。
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