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一を知り二を知らぬ人春となり
自販機のようにぼうっと春立ちぬ つかむれば尽きて枝折の蛍かな はじまりの返信もなく君が春…
BADモード耳に春の街歩き、 思考回路はショート寸前の紫。 それらを俳句にまとめおる4月1日。 …
足裏のマリヤの笑みや草青む 指のその冷たさよりも踏絵かな 踏絵してほこりなめゆるかたつむ…
しいろくておおきいマシュマロ春ひなた
草分けて爆ぜし二匹や春清水
この頭黄色に春は誰のせい
この春も生きてみるまで青二才
音も無く萌黄の軽の花潜る
来る春に若葉震へり白い襟
春のうちに交わす背中や蓬の香
春の歌平手に弾むマットレス
空を見て音のなき白春を待つ 春を待つあの娘はきつと悪くない 春を待つ荒んだフック口ずさみ…
分別の水面叩けり春病(はるやまい)