世界一周をしてみたいという人へ。

どうもこんにちは、ジローです。

僕は大学２年を休学して世界一周をしてきました。

ちょっと今回はそのことについてお話していこうかなと。

世界一周で何かが変わるのか

「世界一周したって何も変わらないでしょ？」

そう思う方もいらっしゃると思います。

でも

僕は何かは変わると思っています。

色も、言葉も違うたくさんの人たち。日本とはまた違った町並み、息を呑むような風景。

それらを見てきて変わらないことの方がおかしいと思う。

行く前と行った後では何かは変わる。

微細な変化しか得られない人もいれば、大きく１歩を踏み出していく人もいるだろうし。変化は人それぞれ。

僕自身、何が変わったかというと前よりも素直になった。

たったこれだけ？

そう思う方もいるだろうけど、僕の中では素直になれたことは大きいことで。

キレイなものにキレイと言えるようになり、子供と無邪気に遊んだり、動物たちと戯れたり。

１人で行動するのも別に平気になったし、周りから何を言われようと僕のやりたいことをやれる人になった。

それと、人との会話、特に家族との会話を大切にするようになったかな。

昔はどっかで客観視してる自分がいて、「こんなこと自分のキャラじゃない」だとか「周りから変な目で見られているんじゃないか」とかの思考が僕を邪魔していた。

そこから見れば大きな成果だ。

「世界一周してみたい」という人に言いたいこと

観光だけの世界一周は意味がない。

僕が言いたいのはこれ。

「世界一周をしたいな」

「海外に行けば何かが変わるだろうな」

そう思う方々はたくさんいると思う。

迷うくらいならやった方が良い。

なんなら今すぐ航空券を予約してしまえ。

僕はそうした。

ただ、観光だけの旅はやめておいたほうが良い。

お金は足りなくなるのはもちろん、何より

途中で絶対に飽きる。

まじで。

1ヶ月の弾丸旅行とかなら良いけど。

半年以上になるならやめたほうが良い

　

僕もこの世界一周を始めた当初はせっかくなので、観光もしてみた。

最初は日本とちがう風景、習慣にワクワクした毎日を過ごせるだろう、きっと。

けれど、それも最初だけ。日が経つにつれて新鮮味も薄れてくる。

観光名所は、確かにすごい。

でもただそれだけ。

「キレイだな」「すごいな」

だけで終わってしまう。

これを1年間続けるだなんて嫌気がさす。

終盤は観光することをやめた。

自分探しの旅として世界一周をする人もいるだろう。

それならなおさら観光だけの世界一周はやめておけ。

僕が考えるに、

自分っていうのは人と関わっていく中で見えてくるもの

だと思う。

人と会話したり、遊んだり、仕事したりする中で

「自分ってこんなこと言われたら傷つくんだ」

「自分ってこういう状況なら気分良くいられるんだ」

そうやって見つけていくものだと思う。

一人でふさぎ込んで、ぐるぐると自分の中で会話しているようじゃ見つからないものだろう。

どうせなら人と関われる、そんな場所を見つけた方が良い。

僕は観光という名目の世界一周はしていない。

WWOOF(ウーフ)やworkaway(ワークアウェイ)というサイトを利用して、ファームステイをしながら色んなとこで暮らしてきた。

これは働き手を必要としているホストさんのもとで１日５時間程度、週５日ボランティアとして働く代わりに宿泊場所と食事を提供してもらえるという仕組みを提供している。

これを使えば、世界１周で使う宿泊費と食費を節約できるだけでなく、現地の食文化や暮らしなども知ることができる。

他のボランティアの方もいるので、その人達と文化や考え方のちがいもわかる。

もちろん英語で仕事をするので英語力も多少は向上した。

僕はどうせ世界一周するのなら、こうやって現地の人と関わることのできるものをオススメする。

もう一度戻ってきたいと思える場所ができ、会いたいと思える友人が世界各地にできる。

今でもやり取りをする友人もたくさんできた。

人との関わりの大切さが実感できた世界一周だ。

僕としては世界一周はしてみてよかったと思う。

自分の知らない世界に飛び込み、トラブルを乗り越え、ワクワクする方へ歩みを進めていく。

そんな毎日だった。

もし、世界一周をしたいというのなら僕は断然やってみることをすすめる。

世界一周じゃなくとも、なにかやってみたいなって思ったことがあるのならやってみてほしい。

周りからとやかく言われたり、たいへんなことも多いかもしれない。

でもそれは振り返れば、「楽しかった」「やってよかった」という経験になる。必ず。

過去にあった大変なことって

結局笑い話に変わる。

とりあえずやってみる精神はいつまでも持ち続けていたいですね。

迷ったらGO。怖いけど。

「世界一周したいけど不安だ。」

そんな方がいましたら僕で良ければ相談に乗ります。

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。