来し方と今

こんばんは。


最近は、やりたい事をやれる範囲で、という過ごし方をしている。

野球のシーズンが終わると、色々な野球関連の動画を見る機会が増える。

トップレベルで、様々な形で闘ってきた人達の話というのは面白く、時間を忘れて見てしまう。


私は、西武ライオンズ、とりわけ栗山巧選手のファンだ。

その縁で、今はデーブ大久保チャンネルの動画を見ることが多い。

色々言われることの多い人だけれども、私個人としてどうにも嫌いになれなかった人で、だからこそ話をとても楽しく聞くことが出来ている。

以前文化放送の解説で聞いた話でとても共感した話があって、その話を動画内でもされていた。

それは、勝負の中で相手に向かっていく姿勢の話。

私は中高と軟式テニスをやっていた。いわゆる進学校であり、スポーツに力を入れていた訳ではなく、当然、強い学校とは体格から技術まで、全てが違っていた。

私は、当時から勝つことに楽しさを見出していたから、誰よりも試合に役立つための練習を心掛けていたつもりだ。だから、試合に臨む際に、絶対に負けねえ、負ける訳がねえ、という過信を得るまでには至っていた。

しかしそれは、あくまで自分の中だけの話であって、いざ試合になり相手がいて、客観的に自分の実力を捉えたときに、それだけで強い奴等に勝てるのかと考えると、それはそれで微妙だった。

だから、試合中は相手に対して、絶対に勝つ、などではなく常に、殺してやる、という気持ちで臨んでいた。

もちろん、ラケットで相手を殴るなどといった行為にうって出る訳ではない。コート外で襲いかかる訳でもない。あくまで、試合の、ルールの中で死力を尽くしながらの、最後の気持ちの話である。

実力で劣るであろう相手に対して、勝つ、なんて生半可な気持ちでは絶対に勝てないと思っていた。だから絶対に気持ちだけは負けない様にしよう、と考えた結果、自然とそうなっていた。

今思えば、その想いというのは自分との戦いであった気もする。しかし、勝負事というのは詰まる所、そこに行き着くのではないかとも思う。

デーブ大久保氏のコーチ時代の、2008年日本一になったシーズンのエピソードに似たような話があって、とても嬉しかった。


翻って今の私はどうか。

自分との戦いを続けている。

戦場はライブハウス。ライブに赴く際、常に心掛けていることがある。

フロア内で、自分が一番、音楽と一体化していたい。音楽が人の形を成した様な存在で在りたい。

もちろん、他者と比べるべくもない、ということは自分でも分かっている。だからこれは、究極の自分との戦いである。

今年に入って、その戦場を奪われてしまった。(敢えてこの表現をする。)


そんな私を戦場に引き戻してくれたのが、ポケモンの仲間大会だった。

初めて参加した、ツボニキの嫁入り、という大会。

そして、今、参加し続けている、世代限定大会。

戦いの中に身を置ける嬉しさ。伝わるだろうか?

本当に、心から感謝しかない。

私は、プレイヤーとしての特性しか今は持っていない。

だからこそ、プレイヤーとして、少しでも盛り上げられる様な存在で在れれば、と思う。


次回も上を目指します!

よろしく!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?