
【インスタグラムを始めて1か月で5,000人までフォロワーを増やしてわかったこと】
はじめましての人も、既にお知り合いの方もこんにちは。
普段Twitterで「日本人全員が財務諸表を読める世界をつくる」を目標に、#会計クイズを発信している大手町のランダムウォーカーです。
実は最近インスタグラムを始めました
https://www.instagram.com/ote_walk
今回は「インスタグラムのフォロワーを増やす」というタイトルですが、テクニック的な話ではなく本質的な話を、インスタを始める前の1か月前の自分を読み手として想定し記事として残しました。
インスタグラムをはじめ、SNS周りの支援業務なども一部の会社で引き受けており、かなり多くのケースで再現性を高めてきたノウハウの一部です。
1、はじめに「この記事を書くに至った背景」
実は1か月前の9月7日(土曜日)にインスタグラムのアカウントを作り、ちょうど本日で1か月が経ちました。
目的としては、Twitterで出題している問題の難易度が上がってきており、初心者の方が途中から参加するのが難しいと思ったので、完全に初心者向けに「財務諸表を読む面白さを伝えられるアカウント」としてインスタグラムアカウントを発足させました。
<↓作成した2019年9月7日時点のアカウント>
https://www.instagram.com/ote_walk
そんなフォロワー0人からスタートさせたアカウントだったのですが、なんと一か月後の今、フォロワーが5000人近くまで増え大変驚いています。
<↓この記事を作成している2019年10月8日時点のアカウント>
「1か月で5000人までフォロワーを増やした」というと、「元々発信力のあるTwitterアカウントがあったから」と思われてしまうかもしれません。しかし、この1か月の間に当初の計画していた運用プランをすべて白紙にしたり、インスタとTwitterの文化の違い等でかなり苦戦することが多くあり、僕自身が当初想定していたよりもずっと難易度が高く壁にぶつかることがありました。
今回このnoteを書く切っ掛けになったのは、「インスタグラム、めっちゃ面白いから少しでも始める人が増えるといいなー」というのが1つ。
もう1つは、所謂コンテンツアカウントの運用ナレッジが検索しても全く出てこなかったので備忘録として、そして、これから始める人が道に迷わないように「一か月前のこれからインスタグラムを始める自分」に向けて伝えるように書き残します。
2、拡散機能の存在しないインスタグラム
運用開始1日目に思ったのが、「拡散機能も無しでどうやって広めていくんだろう?」ということでした。
インスタグラムの機能にはTwitterでいうRT、Facebookでいうシェアというものが存在しません。そのため、一番最初に意識したのはバズらせる仕組み、バズった際に目に留まりやすいクリエイティブデザイン、そんなことばかり意識していました。
まずこの意識がインスタを運用する上での最初の誤りでした!
完全にTwitter脳になっていました。
<参考>開始当初に発信していたコンテンツのクリエイティブ
※後述しますが、今はすべて削除してしまいました
インスタは拡散機能が無い代わりに、フォロワーの方とのコミュニケーションが取れる機能が多く存在します(ストーリーズやIGTV等)。
そのためフォロワーの方が「面白い」「またやりたい」と思って貰えるようなエンターテイメント感をどれだけだせるか、そして「このコンテンツ面白いから人にも伝えたい」という感情を持たせられるほどコンテンツの作り込みができるか?がインスタでコンテンツアカウントを運用する際の1番のポイントだと思っています。
<会計クイズアカウントのストーリーズ使用例>
①問題を出題
②文脈の統一
③参加者の回答
(ストーリーズのクイズ機能を使いコミュニケーション)
④回答根拠の共有
(ストーリーズ 質問機能)
⑤回答状況の共有
このような形で拡散よりもフォロワーの方とのコミュニケーションを取る機会が圧倒的に多いのがインスタグラムの特徴です。
これ本当に僕自身もすごく楽しくて、最近2日に1回クイズだしていました笑
参加者の方よりも僕自身がクイズを出していて楽しくて仕方ないです笑
その結果、コンテンツのことを面白いと思ってくださる方が、僕のコンテンツを自身のアカウントから発信して下さり拡散に繋がる
というのが、フォロワー増加の背景です。
<参考例>
まとめると、
Twitterのように「広く沢山の人に伝える」というよりかは「フォロワーの熱量を上げる」ためのメディアとしてインスタグラムは位置付けた方がいいと1か月経って気づきました。
この部分は実際に運用しないとわからない点でもあり、世の中にでている多くの「インスタでフォロワーを増やす方法」という記事に書かれている「片っ端からフォローして、フォロー返しをされなかったらフォローを外す」や「自動イイねマシーンを使いフォロワーを増やす」といった小手先の技術では無く、本質的なコンテンツの面白さを追求することがフォロワーを増やす1番の近道だと僕は思っています。
3、「頭に伝えるTwitter」と「心に伝えるインスタグラム」
Twitter出身の僕がインスタグラムを始めてメディアの特性の違いを感じたもう一つの点が、
・文字を読んで頭で反応するTwitter
・心で反応するインスタグラム
という点でした。
1.文字を読んで頭で反応するTwitter
バフェットコードさんのTwitterの発信を例に出すと、文字のみの情報にも拘わらず、多くの反応を得ています。
https://twitter.com/buffett_code
一方、こちらは黒澤さんのツイート
こちらも文字のみですが多くの反応を得ています。
https://twitter.com/KurosawaTomoki
この2つの例からも、Twitterは140文字で知識や共感を伝えるSNSであるため、読み手の反応フローは
①ツイートを見る
②頭で理解する
③面白いと思ったら反応する
という3段階のフローになります。
2.心で反応するインスタグラム
一方、インスタグラムは必ず画像を投稿しなければなりません。
そのためビジュアルにかなり意識の寄りやすいSNSです。
また、インスタグラムの場合は、1つ1つの投稿のみならず、全体の投稿を通して自分の世界観を作れるか?というのも重要な要素になってきます。
<参考例>マミーさん
最初に僕にインスタグラムのやり方を教えてくださったマミーさんのインスタウォール
このように、自分のページに自分だけの世界観を作ることができるのもインスタの特徴
https://www.instagram.com/mamie.japan/?hl=ja
ここの意識が当初欠如しており、まさに僕が一旦すべての投稿を消した原因でした。アカウント運用開始2週間目に1度すべての投稿を消して、ビジュアルを意識した投稿に作り直しました。
<参考:大手町のランダムウォーカー投稿デザイン>
↓アカウント運営当初(1つ1つの投稿に統一感が欠如)
↓変更後のインスタデザインウォール
本当に折角投稿数を増やしていたにも拘わらず、すべて消すというのは苦渋の選択でしたが、今思うとその判断は正しかったと思います。
従来は、会計クイズというコンテンツを読んで面白いと思った人がフォローしていく流れであり、フォローまでのステップは、
①コンテンツを見る
②内容を読む
③面白い
④フォローする
という流れでした。
それが、デザインウォールを変更したことで、
①コンテンツを見る(デザインウォール)
②なんか面白そうだからとりあえずフォローする
というフローからもリーチすることができるようになったため、フォロワーの増加スピードが一気に上がりました。
<参考:デザインウォール変更後のフォロワー増加推移>
このように、インスタの場合、頭で理解して貰うよりも心にどれだけ響かせられるか?がかなり重要ということがわかりました。
まとめ
このように1か月間色々な経験をしましたが、本当にインスタグラムを楽しく運営できています。
これもいつもお付き合いいただいているフォロワーの方たちのおかげです。
わざわざお手数おかけして僕のコンテンツまで広めてくださる方達には頭が上がりませんm(__)m
これからも、より多くの人が「楽しい」と感じるような会計を使ったエンターテイメントコンテンツを作っていくので、引き続き協力頂けると嬉しいです(^^)
インスタグラムのナレッジもまた役に立つ内容を見つけ次第共有していこうと思うのでぜひぜひよろしくお願いします♪
以上、ここまでお付き合い頂きありがとうございました!
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