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【2020年に反響の多かったクイズまとめ①】

はじめましての人も、既にお知り合いの方もこんにちは!

普段Twitterで「日本人全員が財務諸表を読める世界をつくる」を目標に、#会計クイズを発信している大手町のランダムウォーカーです。

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今年も1年お付き合い頂きありがとうございました!!

2020年の集大成として、今年反応の良かった会計クイズをいくつかまとめていきます!!

良かったら力試しに挑戦してみてください♪

それでは今回のテーマです!!

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自宅時間をテーマにした会計クイズです!
登場企業の1つ目はみんな大好きネットフリックス!!


緊急事態宣言やリモートワークの促進で外出しない生活が始まりましたね。

家にいてもやることが限られているので、暇つぶしの1つとしてネットフリックスが大活躍しました!

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登場企業のもう1つは、こちらもみなさん1度は使ったんじゃないでしょうか?ビデオチャットツールを提供する「ZOOM」です。

オンラインミーティングはもちろん「ZOOM飲み」というものも流行りましたね。

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ちなみにビデオチャットツールを提供するZOOMの企業名は「Zoom Video Communications」です。

オンライン需要が急激に高まったことでビデオチャットツールを提供する「Zoom Video Communications」の株価は急激に上昇しました。
一方、「ZOOM Technologies inc」という北京の携帯電話部品メーカーの株価も同時期に急激に上昇したのも思い出深いです。笑
(すぐに下落している動きを見ると、おそらく間違って買っちゃった人が続出したんでしょうね…)

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それではこの2社の比較問題です!!

動画配信サービスを提供するネットフリックス

ビデオチャットツールを提供するZoom Video Communications(以下ZOOM)

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自宅時間に大活躍の2社のバランスシートの比較問題!!
どちらがネットフリックスでしょう??

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バランスシート?貸借対照表?そんなもの知らん!という方!はこちらを参考にぜひ




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それでは正解発表です。
正解は選択肢②がネットフリックスでした!


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それでは解説です。


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まずはビデオチャットツールを提供するZOOMから見ていきます。

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ZOOMはソフトウェアを提供する企業です。
基本は無料で使えますが、複数人で長時間使うためには高機能の有料版を使う必要があります。
この「フリーミアム」がZoomの事業モデルです。

ソフトウエアを提供するサービスのため、固定資産は極めて少なくて済みます。

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また、ソフトなどの増産を必要としないため、投資の必要性がほとんどないビジネスモデルです。このため、長期借入金などの固定負債は非常に小さいという特徴があります。
負債に存在する「前受収益」は、年間契約者の1年分の前受金で、これから毎月この前受収益が売上に置き換わっていきます。

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次はネットフリックスです。

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ネットフリックスもZOOMと同様に主にネット上でサービスを提供する企業です。従って、工場や店舗のような有形の資産はほとんど必要となりません。


それにも関わらず、固定資産の比率は非常に大きくなっているという特徴があります。中身を見てみると、これは配信するコンテンツの権利等が資産として計上されているということがわかります。

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バランスシートの資産にはコンテンツ資産というものが目立ちますが、流動と固定に分かれています。これはどういう違いがあるのでしょうか?


ネットフリックスの作品の中には過去に見れたにも関わらず、今は見れないコンテンツが存在します。HP上にも配信の切れるものに関しては期限切れの通知が表示されると記載されています。

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決算書の注記の説明を見ると、どうやらコンテンツの視聴期間に応じて、「流動」「固定」に分類されているようです。

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つまり、1年以内に配信が終了するものに関しては流動資産。

1年を超えて配信可能なものに関しては固定資産。

このように同じコンテンツ資産でも、視聴期間により流動と固定で分かれているようです。

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ネットフリックスの負債サイドも見てみましょう。

負債を見ると、長期の借入金の比率が非常に大きく見えます。これは、大量に動画コンテンツを配信するためには資金が必要となるため、ネットフリックスでは長期の借入金を利用しているからです。

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ネットフリックスのビジネスモデルは会員収入が中心です。つまり、会員を集めるためには先にコンテンツが必要となり、先にお金が出るビジネスモデルです。そのためまずはまとまった資金が必要となり、ネットフリックスではこの資金調達を長期の借入金で賄っています。


では、実際にはどの程度のコンテンツ投資を行っているのでしょうか?制作費を見に行きます。

ネットフリックスのキャッシュフロー計算書によると、2019年は約139億ドルの金額を製作費に費やしたと記載があります。

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139億ドル!日本円で約1.4兆円!
それってどれくらいの規模なのでしょうか?

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例えば、日本のキー局5社の制作費とネットフリックスの制作費を並べてみると、ネットフリックスの制作費の大きさがわかると思います。

1.4兆円という製作費は日本のキー局の制作費を合算しても遠く届きません。

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これだけの金額の投資を行うためには、やはりまとまった資金が必要となります。ネットフリックスは長期の借入金で資金を調達しており、その影響がバランスシートに反映されています。

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以上、今回の問題の解答と解説でした!

正解は選択肢②がネットフリックスです。

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以上、お付き合い頂きありがとうございます!

会計クイズ期末テストでも出題した問題ですが、個人的に好きな問題の1つです!
期末テスト、絶賛実施中です(^-^)
会計クイズを5問出題しているので、ぜひ力試ししてみてください♪

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完全初心者向けのオンライン勉強会なので、もしご興味ありましたら気軽にお越しください♪



以上、お付き合い頂きありがとうございました!

良かったら感想などRTでコメント頂けますととても嬉しいです(^-^)
https://twitter.com/OTE_WALK/status/1344216009020854272?s=20






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【#会計クイズ】大手町の企業分析チーム

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