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まん延防止でまたこんな事になった件〜それでも不思議と生きてる理由〜

はい、地方在住タクシードライバーです。今月の給料がこんな事になってしまいまして。

6万円台の給料はこれ以外にも過去4回くらい食らってます。全て緊急事態宣言かまん延防止期間中、2020年末年始とかです。


お年寄りにとってはまん防も緊急事態宣言も何もかも全て関係なく、「コロナ(感染者)出てるから外出ない」になるんすよね。田舎だと特に。 

このnoteの過去の記事に、前に給料6万円台だった時のものがあるんですがその時Twitterにも並行して写真とコメを付けてアップしたら鬼のようなふぁぼりつされて、何百となくリプまでついてなんじゃこりゃ(白目)てなるくらい、皆さんこんなんじゃ死ぬ死ぬ思って下さったのかなあと思いました。


まあ自分としてもこの2年間やべー橋渡ってきた感しかないんですが、それでもどう凌いできたか?を著述して見ようかなと思いました。特に珍しい節約術がある訳でも無いですが。


①、支出の徹底見直し

まあこれは当たり前というか、月々流れてく必須な支払いの中で何を払って何を止めるかという。車は必須、家賃も必須、スマホ保持は必須、サブスクは全て解除等金が出てく要因を全て列挙して最小限に収める為に何をするかを考える訳です。

自分の場合、以前住んでたアパートの上の階から漏水が発生し、その後の管理会社とのやり取りがなんやかんやあって出る事にしたんですが光熱費全部コミ&WiFi無料の下宿に引っ越したんですね。飯付けない&知り合い介入価格で家にかかる経費を限界まで下げる事が出来たので、狭いとか物置けないとか隣からよく分からん唸り声にも似た歌声が朝早くから聞こえてくるとか問題は少しあるけど。とにかく住所だけは確保しつづけながらも継続して住める所で出来るだけ安く抑えるのは大切です。マジで。


②、徹底的な自炊

これは本当に大きい。そして、別に塩パスタ食い続けろ食費削ってゴミみたいなもの食べろという話ではない。料理が出来るようになるという事は結果的に健康にもなる。

自分の場合は元々お袋から子供の頃に既にある程度の手解きを受けていたのですが、更にネット上に死ぬほど転がっているレシピを眺めてこれやってみよう!を2年間続けてました。まああまり高額な材料費は勿論出せないので、見切り品の野菜や肉を見てそこから逆算してレシピ検索(豚肉 キャベツ 料理  みたいな検索)をしてました。

また、仕事しながら毎日出来るか?というのも大きい課題で、正直毎日やるのは面倒くさい。コンビニで弁当を買いたくなる。セイコーマートの惣菜もツマミとして最高だ。そこに逃げたくなるが死ぬ程出費も嵩む。コンビニだけ利用してたら1日3000円位は軽く消えていくだろう、毎日やったら月9万だ。

それは出来ないのでモチベ継続さすのに己の中でルールとして「朝何時から何時まで、仕事終わりに帰宅して何時から何時まで家事しかしない」みたいなのを決めた。自分の場合、朝起きて1時間後から1時間(9時に起きたなら10時〜11時の間)を自炊やら掃除やらの時間に当て、帰宅して30分は洗い物や料理に使っている。その間はスマホでYouTubeを観ながら家事してました。

以前は外食込みで月々5万〜程度かかっていたのが半分位に収まりました。限られた家事時間の中で何をどう並行していくか?てのも慣れてくると出来るようになるし。

これは業スーで買った激安パスタ使用のペペロンチーノ(材料費30円もいかない)だけど、作成時間15分も掛からないです。茹でながらオイルでニンニクと唐辛子炒めて茹で上がったらそこにぶち込んで混ぜるだけなので。手軽で美味しい的な。



③、出来るだけ行政を使い倒す

まあ当然、支出を見直すだけでは無理だったので、コロナで困ってる人向けの支援は何かないか?というのは真っ先に調べました。具体的には住んでる地域、コロナ 収入減ったor支援みたいなので検索して。

そうすると、地域の社会福祉協議会で給料半減した人向けの特例貸付や総合支援資金の貸付など、総額でそこそこの金額が無利子で借りられしかも猶予期間もあるし現在もコロナが収まらないから期間も延びてる、ていう大助かりなお金が借りられたわけです。まあいずれ返済は始まるんだけど長期に渡り返すので1ヶ月単位の負担は少ないし無利子なので無理なく返済出来るかなと。


④、耐え忍ぶだけでは死ぬので時々は自己を解放する

自分は将棋、麻雀、チェス等が趣味で暇つぶしには困らないが、それだけではやはり飽きる。YouTube等も面白いが、元々コロナで外出自粛になる前にやってた外に出る系の趣味を持ってた人からしたら耐え難い2年でもあったろう。

自分の場合は温泉通いが一番の楽しみであり趣味でもあった。ほぼ毎日温泉施設に行き、月に1万円位の費用をかけて仕事前に入りに行っていた。

月1万円は今となったら見直さなきゃいけないなあ、なんて思って漏水騒動の時だけ1回行って、その後ずーっと我慢してたらもうストレスなのかなんなのか分かんないけど悪夢は見る眠りは浅い時々ヤケを起こしたくなる、等メンタルが馬鹿みたいに揺さぶられる瞬間がございました。で、頭おかしくなりそうと呟いたら「温泉いけば?行けなくなったからストレス解消されてないんじゃ?」とのお声がけを頂いたんで、自覚症状しかねえ!と思い即次の休みの日に温泉施設に行って、まあ温泉入って中の食堂で飯食っても総額1000円位なもんなんすけども。

まあーーーーーーーーーーー解き放たれましたよ。体は軽いし爽快感が全身を貫いた状態が続きましたし久しぶりの外食(ソースカツ丼)はめちゃくちゃ美味しかった。1000円でこんな思いが出来るんやなこの世界すげーなと心の底から思った瞬間でした。


それ以降、時々ストレスが爆発しそうな時にはすかさず温泉行くってのをきちっと守ってるおかげで自我を保ってられてます。使うべきは使う、これも人として大事ですね。何から何まで削りまくって我慢しろ!では死にますからね。


⑤自分を可哀想とかミジメだと思わない

最後に、これは何?というと尊厳の問題です。例えば、その日2食で500円しか使えず見切り品の野菜や半額豚肉等しか買えないのに対して、

「こんなん買うしかないなんてミジメだ」と捉えるか「2食で500円以内に収める俺すげぇ笑」と捉えるか?

という事です。人間、それまでした事の無かった生活レベルを下げるという事が我慢ならずそれが原因で自死したりひねくれたりしていく事もあるというのは知ってた&元々貧乏人の生まれだったので平気だったという。

例えば、見切り品の豚こま、玉ねぎ、人参、キャベツ、中華麺なんかを買えたとして(時折そこにブロッコリーとか他の野菜もあったり)、昼は焼きそば夜は中華飯いけるな、とか人参余ったら沖縄の人参しりしり作れて安焼酎で1杯やれるやん!とか与えられた材料で何ができるかのミッションを自分で設定してクリアし続け、○○が出来るようになったら自炊スキルレベル5(主夫)とか自分で考えた段階を超えるようにしてたらむしろ楽しくさえなるという。

まあ、これはお子さんを抱えてるおかあさんとかなら普段からやってるんだろうけどオッサンとかそういう方々は難しいんです。そういう人向けです。


後は色んな人に助けられたりとか偶発的な出来事もあったり(死ぬ程感謝してる)とか、とにかく

「今心折れる訳にはいかねえ、コロナ禍過ぎたらみてろよ。必ずお返しはする。必ずだ」

という思いですかね。お世話になった人には何らかのお返ししたいし、出来なかった事辞めた事全部やってやろうと思うし、最終的に金の事では死なないという気持ちだけあればどうにかなるという開き直りです(よく分からん締め)

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