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はじめまして、「人体改造カブ式会社」と申します。

 “人体改造カブ式会社”は、エリアヘルスマネジメント(※)に取り組むプロジェクトです。2018年9月に発足し、事務局である札幌駅前通まちづくり株式会社が運営しています。

 “社員”と呼んでいるボランティアメンバーとともに、札幌駅前通地区に根ざした活動をしています。この記事では、人体改造カブ式会社がどんな活動を行っているのかご紹介します。

※エリア(ヘルス)マネジメントとは
エリアマネジメントとは「地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるための、住民・事業主・地権者等による主体的な取り組み」(出展:国土交通省「エリアマネジメント推進マニュアル」)です。
「エリアヘルスマネジメント」は「エリアマネジメント」に健康を意味する「ヘルス」を付け加えた造語で、人体改造カブ式会社が命名しました。

人体改造カブ式会社とは

 札幌駅前通地区のビジネスパーソンには単身赴任者も多く、この地区独自の健康づくりに関する需要があると想定されます。そのため、新たなエリアマネジメント活動として、札幌駅前通地区において主役となるビジネスパーソンの健康づくりに取り組むことで、この地区全体を、ビジネスパーソンが働きやすい健康な地区にすることを目指して活動しています。

 札幌駅前通地区全体の健康(エリアヘルス)を向上させるために、「人体改造カブ式会社」がハブとなり、地域企業とも協働して地区の健康課題を解決するための仕組みづくりを考えています。

 現在の主な活動は、地区特有の健康ニーズや健康課題に応じた企画の検討、実施です。アンケートやインタビューを活用して札幌駅前通地区の健康ニーズをリサーチし、その分析結果に基づいて健康課題を発見します。企画は社員で検討、実施しており、noteで更新している「カラダコラム」も社員が毎月交代で書いています。

「エリアヘルスマネジメント宣言」を掲げています!

 札幌駅前通地区を、ビジネスパーソンが心身ともに健康で働きやすい地区にするために、人体改造カブ式会社が取り組む活動を(会社風に)宣言しています!

① 札幌駅前通地区の健康ニーズをリサーチ
 アンケートや聞き取りから、最新の健康ニーズを把握します
② 健康増進・維持につながる仕組みづくり
 健康ニーズをもとに企画を立てるなどして、
 地区全体の健康の底上げに取り組みます
③ 地域企業と協働していく仕組みづくり
 エリアヘルスマネジメントを、社会貢献や地域の発展につなげます

「社員(ボランティアメンバー)」について

 人体改造カブ式会社では、10月から翌年9月の一年間を一期間として、ボランティアメンバーを募集しています。

 現在は健康/エリアマネジメント/企画/コミュニティづくりなどに興味のある方が集まっています。ボランティアメンバーのことを”社員”と呼んだり、ミーティングを”社内会議”と称したり、会社風にして楽しみながら活動中です。

 また、地域全体の健康づくりに継続的に取り組んでいくために、1年ごとにボランティアメンバーを募り、ビジネスパーソン同士のコミュニティづくりも目指しています。

 このような社会参加の場を創出し、「活動への参加が、こころの健康につながる」ことを提唱しながら、健康の定義を広げるべく活動しています。

 「人体改造カブ式会社」の名前は自らヘルスケアを行うことで自分自身を「人体改造」すること、「カラダをブイブイ」させることから着想して命名しました。時々求人のお問い合わせをいただきますが、本当の会社ではなくプロジェクト名です…!

 社内会議の様子はnoteに「活動レポート」として掲載しています。

実は、「シャチョー」もいます

 リサーチ内容の精査や結果の分析、健康課題の設定、専門的観点から企画を一緒に考案してくださる、「シャチョー」が在籍しています。

照井レナ(看護師・保健師・衛生管理者)
四半世紀前、町の保健師として秋田から北海道に渡る。コンセプトは、"ピアノもひくが、リヤカーもひく"。マルチな保健師を体現するように後志で7年間活動。保健師歴は13年。精神科デイケアおよび急性期病棟、訪問看護ステーション、看護大学の教員(札幌市立大学・助教、旭川医科大学・教授)も経験。現在、小樽商科大学大学院現代商学専攻博士後期課程で研究中。看護師・保健師・養護教諭一種・社会福祉士・衛生管理者・介護支援専門員・受胎調節実地指導員・キャリアコンサルタント・アンガーマネジメントファシリテーターの資格を保有。向かうは、究極のジェネラリスト?

事務局は、「札幌駅前通まちづくり株式会社」と申します。

 札幌駅前通まちづくり株式会社は、札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)や札幌市北3条広場(アカプラ)を活用しながら、札幌駅前通地区全体のエリアマネジメントに取り組んでいます。

 地上と地下を活用したイベントや、様々な取り組みを通しての賑わいづくりや地域のコミュニティづくりなど、周辺地区とも連携しながら都心全体の活性化に貢献できるように取り組んでいます。「人体改造カブ式会社」も数ある事業のうちのひとつです。

人体改造カブ式会社のこれから

 現在活動している2期については、先日別のnote記事にも書きましたが新型コロナウイルス感染症の流行を機に、エリアのリスクマネジメントを健康面から考えていくことを活動の軸に加えて企画を練っていく予定です。オンラインでイベントを開催するなどして、中止リスクを最小限に抑えた企画を検討します。

 同時に、企業に対するヒアリング等も行いながら、当地区の健康意識がどう変化していったかも把握していきたいと考えています。

 ぜひ、「人体改造カブ式会社」の活動にご注目ください!

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