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  • 2時間泣き叫んでも気持ちを変えられなかった話

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2時間泣き叫んでも気持ちを変えられなかった話②

いつもみたいに一人の女の子とマッチした。 いつもと変わらないてきとうな女の子だった ただいつもと違かったのは その子が近場じゃない、 隣の県に住んでいる女の子だった。 この話はその子との話。 その時はわざわざ足を運ぶほどの気力も魅力もないと思っていた。 しかし、彼女がこちらの方に予定があった日、 時間が合ったので会うことになった。 居酒屋に行き軽く食事をした、 会話の内容は他愛もないことばかりだった。 どんな音楽が好きだ、とか、住んでいる場所、 家族のこと、自分こと。

    • 2時間泣き叫んでも気持ちを変えられなかった話①

      僕は自分の顔が好きだった。 自分と同じくらいてきとうな女に限るが 女には困った事がなかったし、 その気になれば彼女もすぐ出来る。 最低だけどそう思ってたいたし、 今も思っているかもしれない。 それでも僕は自分のことが嫌いだった。 僕の中身が全部嫌いだった、 いい加減な自分、 なにもかも中途半端な自分、 どうしても自分の中身が愛せなかった。 僕のことを知らない相手ならば自分の中身なんて気にする必要がない、そう思った果てに僕はマッチングアプリを入れた。 身の回りの友人より

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