挨拶をさせる？それとも…～翔コラム１１～

「子ども（選手）が挨拶をしない」と

いうお悩みを聞くことがよくあります。

「何度言っても挨拶できない。」

そんな時、あなたはどうしますか？

私は当たり前にする「挨拶」に「裏メッ

セージ」を込めるようにしています。

裏メッセージとは何かというと、

「大っ嫌い」

この一文を見てあなたは何を想像しますか？

喧嘩でもしたのか？とか

嫌われちゃって可哀そうに…とか

険悪な雰囲気を想像する人が多いと思い

ます？

ところが、この「大っ嫌い」の意味は

「大好き」だったりします。

例えば、

彼の仕事が忙しく久しぶりのデート。

そして、今日は３年目の記念日です。

ところが、彼からはそれっぽい言葉もな

く、記念日を忘れられているんだと彼女

はだんだん機嫌が悪くなっていきます。

そんな時、

「見て！」

彼に言われて見上げるとプロジェクショ

ンマッピングでプロポーズの言葉が書い

てありました。

それを見た彼女が…

「もぅ…大っ嫌い」

この大っ嫌いはきっと「大好き」という

想いが溢れていますよね。

と、いうように

「おはよう」という言葉に「ありがとう」

という想いを乗せて挨拶するようにして

みました。

すると、

なんだた優しい挨拶が返ってくるように

なりました。

今度は「Yeah」という想いを乗せて挨拶

をしてみると元気な挨拶が返ってくるよ

うになりました。

自分がする挨拶でこんなに変わるのが

「面白い」と思っていたある日。

ある会場でトレーナーをしていると…

「翔先生！こんにちは！！」

元気に挨拶してくれたのは、親御さんか

ら「挨拶！！」と、いつも怒られていた子でした。

私は裏メッセージを込めて自分の挨拶を

変えることで、子どもたちが

「挨拶したい」

と思ってくれる人になれました。

挨拶をさせるのではなく、挨拶をされる

人になる工夫を楽しむのはいかがでしょうか？

個別スポーツ塾
Jewel整骨院 院長
林 翔
http://www.jewel-seikotsuin.com

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