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傍坐骨神経刺鍼のあれこれ

こんにちは!陣内(@jin_anzu)です。

今回の記事は『傍坐骨神経刺鍼』について解説していきたいと思います。

まず刺鍼法をご紹介している動画はこちらになります。

坐骨神経痛様症状って鍼灸臨床においては非常に多い症状だと思います。
症状を訴える方は多く他の症状を含んで原因は多岐に渡ることも多いと思います。
今回は安全性や刺鍼方法の種類なども含めてご紹介していきます。


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再現性にもつながりますよ!

基礎から学んでいきましょう♪

まずは腰痛のレッドフラッグ


レッドフラッグの確認ですね。
まずレッドフラッグとは生命が危機に陥る可能性のある徴候ですね。
鍼灸臨床では絶対見逃してはいけない徴候です。

坐骨神経痛様の症状を呈するとき多くは腰痛などを訴えていることが多く鑑別が重要になってきます。

日本の腰痛診断ガイドラインでは次のように定められています。

発症年齢 <20歳または>55歳
時間や活動性に関係のない腰痛
胸部痛
癌、ステロイド治療、HIV感染の既往
栄養不良
体重減少
広範囲に及ぶ神経症状
構築性脊柱変形
発熱

腰痛診断ガイドライン2020 日本整形外科学会 日本腰痛学会

この中で一つがあれば必ずというレッドフラッグだと断定はできませんが可能性があるという事は頭の中に入れ臨床に臨まないといけません。

また重大な腰痛の覚え方にFACETというものがあります。
FACETは椎間関節という意味もありますので混同しないようにしましょう。

FACETは次の頭文字をとって表しています。

Fracture(骨折)
Aorta(大動脈解離、大動脈瘤破裂)
Compression(膿瘍、ヘルニア、馬尾症候群、血腫など)
Epidural abscess(硬膜外膿瘍、脊椎炎、腸腰筋膿瘍など)
Tumor(腫瘍)

これらも覚えておくといいと思います。
もちろん鍼灸の適応外になりますので少しでも可能性があるのであれば専門医への受診を勧めなければなりません。

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