新ウイルス流行年の共通点

 新ウイルスがアウトブレイクするのは、ウイルスの変異よりも、人の免疫力の低下が主因だ。
 新型インフルエンザが大流行した2009年は、7〜8月がひどい日照不足だった。(参考1)
 昨年2019年は、8月の猛暑の記憶が強いかもしれないが、6〜7月は記録的な長梅雨で日照不足だった。
 そしてインフルエンザは例年より早く流行が始まり、今、新型コロナウイルスが広まっている。
 夏が日照不足の年は、十分なビタミンDをつくり貯めることができず、冬にはビタミンDが足りなくなって免疫力が低下する人が増える。
 だからウイルス感染症が増えるのだ。
 今の新型コロナウイルスと同じコロナウイルス感染症であるSARSは2002年11月〜2003年7月の流行だった。
 薬やワクチンができたわけではなく、夏になって日照が増え、多くの人のビタミンDが補われると、流行は終息したのだ。
(追記)
 中国在住の友人から
「こちらも去年の6-7月は特に武漢あたりの南部は大雨洪水ばかりでした。大連は干ばつで雨降らなかったので、2次感染少ないのもそれが影響してるかも」
とのこと。私の仮説を裏付ける情報。

参考1 2009年夏の低日照が水稲作況低下


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