BCGはWARSを解決するか?
コロナ怖しでもう何でも飲め打てって感じで、アメリカでは清掃用のクロロキンを飲んで死ぬ人まで出た。(夫を亡くした妻は「トランプのせいだ」と言うから大統領は大変だ)
オーストラリアで新型コロナウイルス感染症に対して結核のワクチンであるBCGの臨床研究が始まったというニュースが流れている。
なぜBCGが?
というと、欧米に比べて日本はじめアジアでヨーロッパに比べて死亡率が低いのは、BCGを打っているからではないか?ということのようだ。
ワクチンとクスリだけに注目する、実に医学界らしい。
臨床研究は始まったばかりで結果待ちだが、予想させてもらえば、大した効果は期待できないと私は思う。少なくとも費用対効果は低く、副反応などの害が有益性に勝ると予想する。
それでも臨床試験の結論としては、ある程度有効、と「される」かもしれない。(栄養とか無視した上で)
私の『風邪=ドント焼き』仮説によれば、ウイルスであれワクチンであれ、何らかの炎症を前もって起こしておけば、体内に貯蓄されたゴミが多少減るから、次にひく風邪は多少勢いが弱まることはあり得る。
しかしその程度の効果を期待するなら1人8000円もかけて副反応のリスクもあるワクチンを打つよりも、日々、筋トレやジョギングや自転車など楽しい運動を行って体内の不要物を燃やす方がコストもリスクも遥かに低く有益性は高い。
そもそもワクチンは、病原体を免疫細胞が学習して抗体を産生できるようにする手法である。
ところが、ビタミンDが欠乏している人ではそもそもその免疫反応が起こりにくい。
さらに、抗体とはタンパク質であり、抗体を作るには十分なタンパク質摂取が必要である。BCGへの免疫反応にはコレステロール代謝のメバロン酸が重要であるとも言われる(コテステロール低下薬で阻害されてしまう)。
結核に対するBCGの効果自体、否定する文献も多い。
なぜか?医学界的にはワクチン株の違いが注目されるが、それよりもタンパク質摂取が足りなかったりコレステロールが低かったりして日光を浴びてもビタミンDをつくれない貧しい国や地域では、ワクチンを打っても免疫反応を起こせないからだ。
日本でも、大阪市あいりん地区は日本最大の結核蔓延地である。
大阪市ではBCGを打っていないからではない。
あいりん地区に反ワクチン派が多いわけでもない。
ただ貧しい日雇い労働者が多いからだ。
一方、十分にタンパク質脂質を摂れる豊かな地域ではBCGを打たなくても結核は流行らない。
アメリカ、ドイツはじめ多くの欧米諸国でBCGは定期接種ではないが、結核は流行していない。
肉をたくさん食べるからだ。
結核死亡率はBCGや抗生物質の普及よりずっと先に低下し始めた。
日本でも結核の減少と最も相関するのはBCGでもストレプトマイシンでもなく冷蔵庫の普及だと医学生時代に衛生学で習った。
つまり、
ビタミンD、タンパク質などの栄養が足りなければワクチンを打ってもダメ。
ビタミンD、タンパク質などの栄養が足りていればワクチンを打たなくても大丈夫。
ということ。
じゃあワクチンは誰に有益なの?
(答え:ワクチンを売る人)
BCGとはカルメット・ゲラン桿菌の略であり、結核菌を弱毒化した細胞内寄生菌を生涯体内に住まわせるということである。私の細胞にもカルメット・ゲラン桿菌が住んでいる。
だから幾つになってもツベルクリン反応は陽性になる。(結核の診断を邪魔するのも欧米で定期接種が否定された理由の一つ)
弱毒菌とはいえ、それは本当に有益で必要なことなのだろうか?(追記:共生者が増えるということでもあるから、有益性を完全に否定はしない。他のワクチンよりははるかに期待できるかも)
1人8000円を全国民1億2,000万人に打つと9,600億円かかる。
65歳以上の高齢者3,554.4万人だけに打ち直しても2,843億円かかる。
あなたはそれだけかける意味があると思いますか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?