マスクを買うよりビタミンDと鼻うがいキットを買った方がいい理由
マスク品薄報道はオイルショックのトイレットペーパーを彷彿とさせる。
(追記:その後、実際にトイレットペーパー騒動も起こった)
不安な人は、良くも悪くも人と同じことをして安心しがちだ。
実際に有効な対策をするより、目に見える対策したフリをしてしまう。
(「交通安全」のお守りをルームミラーにぶら下げる奴とか。死角を増やしてるだけだろ!)
冷静に周りを見回してほしい。
真っ先に風邪引いてるのは、いつもマスクしてる人じゃないか?
病院だとそうだ。いつもマスクしている医者やナースは風邪を引きやすい。
なぜか?
第一に、マスクは口呼吸になるからだ。
呼吸の抵抗が大きくなるので、苦しくなって口が開くのだ。
鼻は高性能な空気加湿清浄機だ。(鼻毛に謝れ!)
口から入ってくる空気は、冷たく乾燥している。
冷えて乾いた喉粘膜は、免疫力を発揮できない。
マスク→口呼吸→のど冷えて乾燥→感染
簡単なことだ。
ちなみに私は診療中にほぼマスクをしない。
マスクをするのは、外科的な清潔操作の時と、うんことかであまりに臭い時と、私がイケメンすぎて女性患者が気恥ずかしそうな時だけだ(←ピシー)。
インフルエンザ患者ののどを診察する時も、咳もくしゃみも真顔で受け止める。(あとでうがいや洗顔する)
そもそも、そんじょそこらのウイルスなんて入ってきてかまわない。(肝炎とかHIVとかはイヤ、針刺しは気を付ける)
ていうか、マスクなんてしてもどうせ入ってくるのだ。
大切なのは、入ってきた身体がどう反応するかだ。
ビタミンDはじめ、栄養が十分に蓄えられ、水分塩分が潤沢で、鼻呼吸でのど粘膜がしっとりしていれば、ウイルスが入ってきたところで免疫細胞が学習するチャンスでしかない。
一度学習してしまえば、そのウイルスはもう既読スルーだ。
近代微生物学の父パスツールは死の間際にこう言った。
「私は間違っていた、微生物は問題ではない、全ては環境だ」
ウイルスにとっての環境とは、私たちの身体だ。
マスクを買い漁るより、環境を整えよう。
鼻うがいで鼻腔と上咽頭をきれいにしよう。(ほとんどの感染は上咽頭の汚れから始まる)
うがい、歯磨きでのどと口の中をきれいにしよう。
ビタミンDで免疫細胞をきれいにしよう。(免疫細胞の寿命は短い、常に新しい子が生まれている)
換気して部屋の空気をきれいにしよう。
そうすれば、ウイルスでもウィルスミスでもビビることはない。
汚くしてたら覆ってもムダだ。(マスクの中は一番汚い)
お前が不顕性感染して他の人にバラまいたらどないすんねん?
私はかみさんと毎日濃厚接触しているが、かみさんが感染したことはない。むしろ長期旅行に行くと風邪ひいて帰ってくることがある。
それでもマスクしたい人は、勝手に一生マスクしててくれ。どうせならキン肉マンとかの。(花粉、黄砂、PM2.5などに対してはマスク全否定はしないけど)
(2020年2月2日Facebookより)
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