地球人口削減は必要か?
先日、NHKスペシャルで人口爆発によって食料と水が危機に陥るとの特集番組をやっていたらしい。
私はもちろん観ていない。
NHKはその目的が日本人の洗脳であり、流される情報はフェイクであるからだ。
(☝️NHKと温暖化のウソについての参考:参政党と当noteは関係ありません)
その特集の目的は、これから人口が増加する世界で全ての人が十分な水と食料を手に入れることは困難であると刷り込むことだろう。
そう信じ込んだ人々は共に生きることを諦める。
そしてある者は奪い合いに勝って水と食料を手に入れる側に回ろうとし、またある者は絶望し勝者をうらやみ憎悪しつつ施しをねだるようになるかもしれない。
どうか騙されないでほしい。
人口が何十億人になろうと、人類は共生していける。
現に共生している。
人口が増えるには増える理由があり、1人の人が生きていることには意味がある。
コロナ禍の真の目的は地球人口削減だと言われる。
人類は地球を汚す悪魔であり、環境のためには人類を減らすべきというようなことを考えたことがある人は割といるかもしれない。
しかし考えてみてほしい。
ではなぜ人類は地球に生まれたのだろう?
偶然?突然変異?
とんでもない。ちゃんと理由があるのだ。
地球の生命の歴史には、何度も大量絶滅があったのをご存知だろうか?
多くの大量絶滅の原因は寒冷化であった。
中でも最も古い大量絶滅時にはスノーボールアース(全球凍結)と呼ばれる現象が起こった。
24億年前と7億年前の2度、光合成細菌(植物)による大量の酸素供給と二酸化炭素・メタン等の温室効果ガス減少により地球全体が凍りついたのだ。
地球の氷を溶かしてくれたのは、酸素を吸って二酸化炭素を吐く生物、すなわち後の動物だった。
つまり、
地球の生態系において動物が生まれたのは温室効果ガスをつくるためだったのだ。
温室効果ガスをつくる動物がいなかったら、今も地球は凍りついたまま、光合成細菌も絶滅したかも知れない。
その後の大量絶滅も、白亜紀末の恐竜を絶滅させたように隕石衝突などをきっかけとした寒冷化が主だった。
その度に動物は進化し、より活発に動き、より大量の酸素を消費し、より大量の温室効果ガスを生み出すように進化していく。
その呼気は地球を温め、その糞尿は植物にとって肥料となり、その移動は受粉を助け種子を運び、動物の進化と相まって植物の世界も豊かさを増していった。
最も高度に進化した草食動物とされるウシは、そのゲップに大量のメタンガスを含む。牛のゲップに含まれるメタンガスは二酸化炭素の28倍の温室効果を持つと言われる。
まさに温室効果ガスを生産するために進化したようだ。
それでも地球は氷河時代の方が温暖な間氷期より遥かに長い。間氷期は長い氷河期からすればのこぎりの刃先のように尖った短い期間でしかない。(画像は京都府HPから)
今現在も260万年前から続く第4期氷河時代の間氷期である。
間氷期に入ったのは1万5千年前(日本では縄文時代の始まり)、地球が太陽の周りを回る公転周期などからはそろそろ間氷期が終わってもおかしくない。
さらに今、太陽の活動が低下し黒点数が減少している。
同様に黒点が減少した1700年前後のマウンダー極小期には日本では大飢饉、中国では明が滅び、ヨーロッパでも食糧不足から三十年戦争などの争いが続いた。
その後人類は工業化社会に入り、さらに多量の温室効果ガスをつくれるようになった。
『生物とは動的平衡である』という福岡伸一氏の理論から考えれば、生物には常に平衡を保とうとする力が働いていることになる。
生物がどの一個体・一種だけでも平衡を保てない事実を考えれば、一生物だけでなく、生態系全体にも平衡を保とうとする力が働いていると考えるのが妥当だろう。
であるならば、寒冷化こそが生態系の危機であるのだから、生態系は温暖化させるために動物を、さらには人類を進化させたと考えられる。
人類は地球の癌などではない。氷河期を遅らせ、生態系を守り、地球の多くの生命を救うために進化したのだ。
より暖かい世界を保つためには、多くの人類が温かく共生していく必要がある。
どんなにgoogleやamazonが巨大でも、どんなにロスチャイルド家がお金を自由に操っても、彼らだけで地球を温めることはできない。
氷河時代とは寒いだけの時代のように思われるが、実は寒い年もあれば暖かい年もある寒暖差の激しい不安定な時代であったことがわかっている。
寒かったり暑かったり、年によって気候が大きく変動することはあらゆる動植物にとって生存を難しくする。
不安定な環境で生きていくためには、人類が手に入れた衣服・住居・貯蔵などの技術が功を奏する。
さらに高度な科学技術が、暑い年でも寒い年でも何らかの食糧生産や水の確保の手段を可能にする。
それには多くの人の多彩な知恵・多様性が必要だ。
多くの人は昨今のメディア報道によって温暖化は脅威だと洗脳されているが、地球の歴史を見れば現在より温暖な時代は何度もあった。温暖化はむしろ植物の成長を早め、それは動物にとっても恐竜時代に象徴されるように暮らしやすい豊かな時代になるのだ。
人口が増えるからこそ暖かい時代の方がよく、暖かいからこそ人口が増えることができる。人だけでなく多くの生き物がそうだ。
温暖化を止めようとすることは、動物そして人類が生まれた生態系での役割を放棄することだとさえ言える。
この冬も寒波とともに多くの人が死んだように、寒冷化すれば自然に人口は減る、減らそうとなんかしなくても。
私たちは選択することができる。
温暖化の脅威を煽るメディアに踊らされ、自分たち人類を軽蔑し、お互いを敵視し、1700年代のように凍え飢えて殺しあうのか?
それとも、人類がこの地球に生まれた理由、そして今生きている理由を知り、人であることに誇りを持ち、お互いに感謝し、共生して暖かく豊かな時代を生きるのか?
自然は恵み豊かであるとともに過酷だ。これからも幾多の天変地異、噴火、隕石、様々な困難があるだろう。
多くの人が死ぬこともいくらでもあるだろう。というより全ての人は生まれた時から死ぬことが決まっている。
だからこそ、多くの人が知恵と力を合わせなくてはならない。
それでこそ命をつなぐことができるはずだ。
私にとっては地球の生命40億年の歴史は、トランスヒューマニズム・サイボーグよりよほど信頼性がある。
誰にも地球人口をコントロールする権利なんてない。
そもそも、わざわざ人口を減らす必要なんてない。
人類は必要なのだ。
あなた一人の命もどこかの誰か一人の命も、地球にとって必要なのだ。
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