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反弾圧 名古屋 米国領事館内ビラ撒き5人逮捕・2名起訴に抗議する

 20年8月3日、米国領事館がある中村区の名古屋国際センタービルに、ビラを撒く目的で侵入したとして、11月18日、5名が建造物侵入の疑いで逮捕されました。20日間の勾留の後に3名が釈放されましたが、2名が起訴され勾留中です。ビルに立ち入っていない人、ビラを撒いていない人も「ビラを撒く目的で共謀した」という警察のストーリーを押し付けられ、逮捕に至っています。
 今回の行動の趣旨は、キノコ雲の写真と「今すぐ、日本から米軍を撤退させろ」と書かれたビラを撒くことで、広島への原爆投下を現代にパフォーマンスとして再現し、日米関係を改めて問い直すといったものでした。その表現が政治的色彩を帯びていたことを理由に弾圧を加えるのは、政治活動への参加だけでなく、表現の自由を奪い萎縮させることにつながると考えます。裁判が終わるまで長い戦いになりますが、応援や可能な範囲でのご支援をよろしくお願いいたします。
(愛知県警察本部名北分庁舎留置施設内 飯塚早織)
※編集部補足…12月17日に飯塚さんは釈放、裁判を闘う。1名は今も勾留中。

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