ヘッダー_多動力

続!「1:2:7」の法則

人に興味の無い人事のワタナベです!
今回は本屋でふと手にとったコミック版「多動力」のストーリーに登場する組織が
「1:2:7」の法則に当てはまっていたので、少し書いていきたいと思います。

多動力とは

ホリエモンこと、堀江さんを題材としたビジネス書です。
今回は多動力自体の内容ではなく、フィクションのストーリーですが、
そのストーリーが、前回書いた法則に当てはまっていました。
(内容やストーリーについては、それ自体が売りになっていると感じたため、ここでは省きます)

1:2:7の法則とは

事業をよりドライブさせるためには、組織の構成人材が
「1:2:7=アーティスト人材:サイコパス人材:一般優秀人材」とすると効果的なのではという仮説です。
詳しくは下記記事を一読頂けると嬉しいです。

さっそく、ストーリーがどのように法則に当てはまっていたかを書いてきたいと思います。
当てはまっていたのはストーリーに登場する人物についてでした。
(本を読まれていないとイメージしにくいかもですが、そこはすみません…)

アーティスト人材:堀口さん

コミック版多動力に登場する人物、堀口さん。
人や環境に興味がなく、大きなトラブルに巻き込まれても、自分自身の興味に沿って突き進む。
突き進んだ先に新たなモノコトを生み出していく。

サイコパス人材①:主人公(鈴木さん)

ストーリーの主人公。かくれサイコパス人材。自分自身で新たなモノコトは生み出していないが、自分の興味で環境を無視して、アーティスト人材である堀口さんについていき、堀口さんが生み出したモノコトをトラブルに巻き込まれたカオスな環境で発展させていっている。

サイコパス人材②:高橋さん

ストーリー後半に登場する人物、高橋さん。
わかりやすく、多く人がイメージしやすいサイコパス人材かなと思います。
基本的には主人公と同じで自分自身で新たなモノコトを生み出してはいないが、
堀口さんが生み出したモノコトを人や環境といった空気を読まず、興味に沿って行動して成果に繋げている。

一般的優秀人材:管理職社員やその他社員

はじめは堀口さんや主人公の動きに興味を示さず、もともとの環境であった社長や管理職社員の言動に共感してトラブルが発生しても、現状維持を選択するが、
アーティスト人材やサイコパス人材が成果を出し始め、楽しそうな環境に共感して、現状維持を捨てて動き始める。

上記のような人材構成がうまくハマり、ストーリーはグッドエンドに繋がっていきます。

本ストーリーから思ったこと

このストーリーを読みながら分析していくうちに、私が多く携わった、
ゲーム業界において当てはまるところが多いのではと感じています。
いわゆる、天才プロデューサー(アーティスト人材)が興味のままにコンセプトを作り上げ、そこに触発された成果や行動重視のディレクター(サイコパス人材)がコンセプトを形づくり、
その形をみて共感したクリエイターが製品にしていく…といった流れです。
上記の流れから、人材分類によって他人に与える影響力にも違いがあるのではと感じ、その点については今後、より分析していきたいと思います。

終わりに

少しこじつけ感が強くなってしまいましたが…
はじめて手に取った時にコレだぁあああと直感して、イキオイでそのまま書きました。
もっとこういう分類も考えられる!こんな事例もある!などの情報がありましたら、
ご教示いただけるとすごく嬉しいです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?