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2020年8月、個人として新しい挑戦を2つ始めます。𠮟咤激励いただきつつ、ご縁あれば仕事でも色々ご一緒できると嬉しいです。

挑戦の概要

カラビナテクノロジー株式会社(オイシックス・ラ・大地の連結子会社)のPeople's Adviserとして、社長の福田 裕二さん(ゆーじさん)、エンジニアやデザイナーを中心とした70名近い社員の皆さんと一緒に、カラビナらしい組織開発や成長支援に取り組んでいきます。

株式会社リクメディアという、6月に設立されたばかりの出来立てホヤホヤのスタートアップを顧問として全力で支援します。リクメディアはHRと学生を中心とした求職者の方をオンラインでつなぎ、地方の行政と民間企業を巻き込みつつ官・民が連携したオンライン特化の合同説明会の開催や採用支援をおこなっており、会社や事業の成長を支援していきます。

※ちなみに現職でのミッションはそのままの挑戦となり、オイシックス・ラ・大地は辞めません。正直こんなにも変化と課題(良い意味で)に向き合い、意志ある人へのチャレンジ機会を提供し、支援してくれる会社は中々にないと思っています。この挑戦を後押ししてくれたHRの上司には感謝しかありません。

カラビナテクノロジーとはどんな会社か

カラビナテクノロジーは元々、統合以前のオイシックスのEC事業をけん引し、HRの責任者でもあった ゆーじさん が 2015年に福岡で創業したECサイトのプラットフォームシステム開発、運用、Webサイト制作をおこなうベンチャーで、70名近い社員は9割がエンジニアとデザイナーという会社です。

スライドをみていただくとわかりますが、オイシックス・ラ・大地の連結子会社でありながら、どこか西海岸の雰囲気が漂うオープンで魅力あふれる会社で、いわゆる管理部門や営業は存在しません。その為、社員は入社時に部門業務と別で社内にある「●●課」を選んで所属、例えば評価制度や福利厚生をはじめ人事制度や社内ルールなども、社員皆で主体的に決めていきます。

一方で、組織の規模が70名近くと大きくなり、色々な組織や個人にひもづく課題も出てきており、People's Adviserとして社員個々の相談相手になりながらカラビナの組織をより良い状態にもっていくには、どうしたら良いかを一緒に考え、実行支援していきます。

加えて、個人としては引き続き、オイシックス・ラ・大地の人事でもあるので、グループ全体でのエンジニアやデザイナーにとっての未来も一緒に考え、シナジーをよりつくっていきたいと考えています。

リクメディアとはどんな会社か

リクメディアはジョニーさん という、魅力あふれる起業家(カラビナの社員でありながら起業し、今やそっちがメインになったw)がつくった、今はオンラインの合同説明会に特化した採用支援を手掛ける企業です。

もともと、2020年3月にコロナウイルスの影響で合同企業説明会が軒並み中止になったことを受け、zoomを活用した大規模なオンライン合同企業説明会を、地域に特化し実施。告知から一週間で36社、延1500名の学生参加するなど大盛況の初開催となり、その後はこれまで約10,000人近い学生、約150社を動員したオンライン合同企業説明会を開催しています。

6月にはオンライン合同企業説明会に特化した株式会社リクメディアを設立。設立後、最初の事業として「九州100社!オンライン合同企業説明会」を展開しています。

すでに福岡市からの共催や後援を取りつけたり、医療や保育などの領域に特化したイベントも開催するなど、今後も地方の行政と民間の連携を通じて地方で働きたい人と地方で働く人を求める企業の橋渡しをしていきます。※地方行政の方、ぜひご一緒しましょう

また、個人として従来は事業の成長にひもづく人事としてのミッションがメインでしたが、個人として事業を成長させることにも、自身の経験としてより主体的に関わっていきたいと思い、ジョインすることを決めました。

挑戦の背景①

今回、カラビナテクノロジーのPeople's Adviserとしてジョインすることは、会社側からの辞令ではなく、自分自身のここ1-2年近く思ってきた明確な意思であり、上司や同僚・ゆーじさんに相談しながら決めたことでした。(※もちろん会社や上司・同僚の理解あってこそです)

前職の最終出社日、入社を決めていた当時のオイシックスと、大地を守る会の経営統合の発表を聞き、2017年の1月の入社と同時にそこからは怒涛のように、自分自身の成長よりも早いスピードで会社が成長、変化するのを体感してきました。

入社時は200名ほどだった社員は3年半で単体で800名近く(連結では1700名近い従業員数)なり、売上も230億円/(16年度)が710億円/(19年度)となりました。しかも有難いことに社長の宏平さんをはじめ、経営陣の皆さんの一挙手一投足を間近で感じさせて頂きながら、上司・同僚にも恵まれました。

一方で、会社の成長規模に自分自身の成長が追いついていないことをどうやって乗り越えていくかは自身の課題であり、近道はなく、いま目の前のミッションに真摯に向き合っていくことはもちろんのこと、コンフォートゾーンを抜けるには、より具体的に経営や事業にひもづく経験を社内外問わず重ねる必要があると感じていました。

有難いことにスタートアップやベンチャーの友人もそれなりに多く、色んなお誘いを頂いたりもしましたが、今はまだ自社に還せているものがあまりにも少なすぎることと、もっと中にいても外に出来ること、中に軸足をおきながら外から中へ、中から外へ還元できることはあると思えるようになりました。

それに、幸いにも(詳しくは割愛しますが)僕の周りには自社にコミットしつつも社内外で多くの挑戦をする魅力あふれる会社の先輩や同僚がたくさんいたことでした。下記記事はその一部の紹介ですが、パラレルで、でもフルコミットしている姿をみて、さて自分はどういう価値を提供できるだろうかと考え続けることが出来ました。

そんなこんな色々と考え抜いた結果、いまの自分が決めたのは、どうせやるなら今は外でやるのではなく、自社内(グループ全体)の成長につながる挑戦をしたほうが、自社にも自身にもプラスに繋がるのではという想いを明確に持てたことと、グループ全体を見渡した時の社員の人の良さ(シンプルに良い人が多いこと)でした。

会社を出る選択肢も、兼業をする選択肢もある世の中だからこそ、今ここで出来ることをやりきる、価値を生み出すことに、はっきりとした覚悟を持っています。

挑戦の背景②

もう一つの背景は、年々高まる故郷への価値還元の想いでした。もともと、僕は大分県別府市の生まれなのですが、幼少期に同じ県内の日田市に移り住み、物心ついてしばらく経った小学校4年生から大分市に移り住み、小・中は野球部⇒高校・大学はカヌー部、大学は関西に出て、就職で東京と常に一定のタイミングで変化がありました。

18歳まで過ごした大分県という故郷(もう少く広くみると九州という故郷)を大学進学を機に出たからこそ、年々その素晴らしさに気づくようになり、何かしら故郷に貢献をしていきたいという想いが強くなっていました。それに加えて、ここ数年は社会人になって出会った友人が東京から地方へ、東京にいながら地方へ貢献する姿を見てきたことも気持ちを後押ししました。

また、当社グループに「とくし丸」という全国に700万人はいると言われる買い物難民と呼ばれている高齢者の方々向けの「移動スーパー」事業を手掛け、急成長を遂げる会社が身近にあったことも、地方への貢献をしていきたいと後押しした部分でもありました。※ちなみにとくし丸には採用でがっつり関わらせてもらっています

地方の課題の大きな要因・起因の一つには、若者を中心とした人材の流出がよく取り上げられます。しかしながら、福岡のように若い人を集め、スタートアップやベンチャーの文化が芽吹き始め、魅力あふれる都市を形成している場所もあります。

カラビナテクノロジーもリクメディアも福岡に会社があり、地元九州の雇用はもちろん、(特にリクメディアが)地方の行政や企業と学生や求職者を繋げていくことをミッションにしていることに、とてもとても大きな価値を感じたのは間違いなく挑戦する気持ちを後押ししました。

個人としては、東京にいながら地方(特に九州、その中でも福岡や地元の大分)の経済に貢献し、東京と福岡を行き来し(いずれは福岡にも根を張りながら)、組織と組織を越境しながら、挑戦する組織と個人を繋げていける人材でありたいと思っています。

おまけ

こういう挑戦を応援してくれる素敵な上司や同僚のいるオイシックス・ラ・大地ですが、7月末日に会社説明資料を採用チームの仲間が新たにリニューアルしてくれました!

求職者の方々の目線にたち、従来よりも見やすく、わかりやすくなったと思っており(まだまだこれからですが)、こちらも是非お時間ある方は見て頂くと同時に、興味ある方いれば求人応募や、友人知人のご紹介をいただけると嬉しいです。

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