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オンライン就活セミナーで聞かれたことをnoteでも書いてみる

新型コロナの感染抑止や収束に向けた外出自粛、緊急事態宣言が出てから間もなくで1ヶ月。人と人との接触を8割以上減らすという、専門家の皆さんの声を国民一人ひとりが守るべく「ステイホーム」を続けている。※同時に、最前線で働いてくださる医療関係者や物流配送関係者、生活インフラを提供してくださっている皆さんに本当に感謝しなくてはならない

新型コロナの最新動向に関しては、Googleで「新型コロナ 感染者数」と検索すると、現状の国内の感染者数はもちろん、都道府県別の数字だけでなく、日々の関連ニュースや予防情報などが出てきます。東京都が出している情報と合わせて、一次情報として冷静に押さえておきたい。

そんな中、日経COMEMO用のnoteを書こうと様々な記事を見ていたら、下記の記事に目が留まった。

タイミングよく登壇が決まっていた下記セミナーの振り返りと合わせて、就活セミナーで自分が聞かれたことにnoteでも書き起こしてみようと思います。少なからず、誰かしら学生さんのお役に立てれば幸いです。

なお就活テーマで1年半ほど前に、下記noteも書いたことがあり、合わせて読んで頂き、少しでも参考になればと思う。


これまでのキャリアについて

どのような学生時代を送っていましたか?

いわゆる就活でよく聞く「体育会」所属の学生でした。小中は野球、高校から始めたカヌー部での活動に大学までの7年間を費やしていました。ただ、イメージと少し違うかもしれないのは、カヌーって就活ではマイナースポーツで大学でも指導者がいなかったので、監督がいて、先輩が絶対みたいな感じのイメージではなく、自分達で考えながらやれたことは幸いでした。

ちなみにカヌーとボートの違いが気になる方は以下より

卒業後のキャリアを決めたタイミングはいつでしたか?

正直、就活時に明確にあったわけではありません。ただ、今思うと学生時代に夢中になっていたカヌー部での活動=「日本一の組織をつくる」「チームで勝つ」という部分で、今に繋がる根っこはあります。

人事という経営を組織の面から支援、牽引する仕事に今の自分が夢中になれているのは、学生時代のカヌー部での経験があったことは間違いありません。大学までに自分が夢中になった根っこに対して、結果的に無意識の中でも選択をしてきたんだなと振り返ってみて、あくまで後付けで、そう思います。

現在の仕事について

どのような仕事ですか?

社会人人生の9割近くを人事という領域で過ごしています。ただ、自分のことをいわゆる人事だと思ったこと、意識しすぎることはそんなになく、会社の掲げるミッションにひもづく事業成長を、人や組織の面からつくっていく仕事だと思っています。極端に言えば、営業・広報・企画・運用まで、必要に応じて何でもやると決めています。

なぜ今の仕事を選ばれたのですか?

基本は後づけの結果論です笑。でも振り返ると、今に繋がる根っこはありました。就職活動をする中で、自分がいかに井の中の蛙であったかを知りました。ただ、その中でもどうすれば、自分が活きる場があるのか、周囲と比べた時の自分の強み(自分が夢中になれるのか)を考えた時に、組織に向き合ってチームで勝つということの面白さの根っこにたどり着き、結果として今の自分があります。

どのような点で魅力ややりがいを感じますか?

いまは経営や事業に直接的にインパクトを出せる瞬間(まだまだ少ないが)に立ち会えること、組織や個人の成長の場に立ち会うことにやりがいを感じています。社会課題をビジネスで解くことを大切に事業やサービスに向き合っている社員の成長を支援できる会社にいれることは、とてもありがたいです。誰かの為に全力で向き合う人の為に、自分の人生を使えるのは疑いなく自分も走れて良いなと思っています。

仕事を楽しむために

昔から仕事は楽しいと感じられていましたか?

正直に言えば、楽しいと感じる瞬間は2割くらいです苦笑。しんどいなとか、思い通りにいかないなとか、自然相手のビジネスで変化やスピード感もある世界で、組織という人という想いの集合体に向き合っているので、うまくいかないことのほうが多い気がします。必ずしも楽しいばかりではないですが、コントロール出来ない前提の中で、答えを出し続けてアップデートしていく正解のない問いに向き合う楽しさはあります。

仕事を楽しむために必要なことはありますか?

シンプルですが、需要と供給。人の役に立つこと、大きく考えすぎず、目の前の家族や友人に対して、こんなことを出来たら喜んでもらえそうを考えること。あと、問題をあまり大きくとらえすぎないこと(自分の中で想像以上に膨らませず、事実を押さえること)でしょうか。

未来のキャリアについて

今後のキャリアプランはありますか?

正直に言えば、明確にこれ!という中長期のものはありません。より経営としての意思決定をしていきたいとは思っています。むかし、『踊る大捜査線』の中で「正しいことをしたかったら偉くなれ」ってのがあって、その言葉はずっと覚えています。

今は偉くなるというより、正しいことをしたかったら信頼を、目の前の人の信頼を重ねるというのが大切だなと思っています。とは言え、自分の人生のバックグラウンドにヒントはあると思っていて、例えば、自分はスポーツ、マイナーな領域、地元の大分県(別府)に対する愛は高校を出て以来、ものすごく高まっていると思っています。

キャリアプランというよりはそういう想いの中で、まずは身近な課題、目の前の課題を解決しながら自分のバックグラウンドと、少しずつシンクロさせて考えていきたいと思っています。

そのために今取り組まれていることはありますか?

目の前のご縁を大事にすること。定量的な数字、定性的な顧客や社員の声。両方を大事にすることでしょうか。出来るだけ一次情報、生の情報に触れること、自分の目で見て、聞いて、体験したことを大事にしたいと思っています。

学生へのアドバイス

やりたいことがない、という学生に対してのアドバイスはありますか?

正直に言えば、それぞれの皆さんの課題が見えないので容易なアドバイスは出来ないのですが、やりたいことが今ある人はそれを大切にしてほしいなと思います。自分がやったことが、世の中の誰のどんな価値になっていくのか、提供出来た時にどんな世界になるのか、想像してみると良いかもしれません。

やりたいことがない人、自分が何をしたいか見えてないというのは、単に選択肢がないだけかもしれないので、選択肢を得る為に周囲にいる友人や家族からの誘いに一歩のっかってみてほしいなと思います。

もしそれすらも見えていない時は、自分がこれまでやってきたことで気持ちが動いたのはいつか、何かを考えてみるのが良いかもしれません。あまり、焦ることなく今の日常の生活の中で、ちょっとだけ本気で目の前のことに向き合ってみてほしいなと思います。

早く社会人になりたい、という学生に対してのアドバイスはありますか?

社会人になった時の自分は今と何が違うのでしょうか。そんなことを考えてみると良いかもしれません。個人的には、世の中の変化を大局観と、自分と対極にいる人から考えてみると見えることがあるなと思います。あとは事実、一次情報、生情報を捉えることは常に忘れずにいたいなと思います。

いかがでしたでしょうか。当日話をしたことを思い出す限り、書き起こしてみました。少しでもお役に立てれば嬉しいです。Twitterもやってますので、ぜひフォローして頂けると嬉しいです。


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