【人事担当取締役 連載記事】ミドリハナサキ〜いろいろな”コト”〜 〜育むコト〜vol.2
この記事は、2019年10月に採用オウンドメディアKyookanサイトで公開されたものです。
入社してから長い間、小中学生の指導をしていた。一言で言うと、受験・学習の指導。田舎で、中学受験など知らずに育った私の感想は、「この子たち、何でこんなに勉強してんの?!」だった。(小学生時代は、夕方暗くなるまでドッジボールやらゴム飛びやら…で遊び倒しているのが普通の環境でした。)
『教えることが人を成長させる』というけれど、その通りだと思う。教えるためには「調べる、まとめる、絞り込む、プレゼンする、確かめる、反省する」。…これで成長しないわけがない。
今は子どもたちでなく、大人の指導をするようになった。社外ではセミナー講師やパネラー、社内ではマネージャー研修や次世代のリーダーを育てる研修など、昔取った杵柄よろしく、いろんなところで喋っている。(単なる話し好きという噂もあるが…)先月から今月にかけては社内研修月間で、毎週のように階層別研修が予定されている。
仕事をしていく中で、根底にある想いは変わらない。相手をリスペクトすること。ひとりひとりに「学んだ、気づいた」という「良いお土産」を持って帰ってもらうこと。教えるというよりは、「育む」に近い感情。ウチの会社には「高い志を持ち、仕事を通じて成長します」というお約束があるけれど、皆が互いに育み、成長したいと思っている会社って、あまり無いんじゃないかと思う。
教育事業からスタートした会社ならではの、ステキな組織風土だなと、手前味噌ながら、思っている。
ひとりゴト…小学生に国語を教えていた時の忘れられないエピソード。
接頭語の問題で○に入る言葉は?「○細い」「○高い」、これくらいは小学生でも、案外、解答率が高い。(か細い、こ高い)さて、子どもたちが悩んだのが「○○暗い」。皆、一様にうなっている。そんなとき、元気な声が教室中にこだました。「モロ暗い~!」。笑うのを必死にこらえたのを思い出します。あの元気な男の子も、今は立派な社会人になっていることでしょう。…ちなみに、正しい解答は「ほの暗い」です。
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