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ミャンマーでの教育支援~京進のCSR活動~

この記事は、2019年10月に採用オウンドメディアKyookanサイトで公開されたものです。

京進ではCSR活動のひとつとして「ミャンマーでのデフスクール支援」を行っています。
今回は、2019年1月にミャンマーを視察した総務部長の奥村 比呂司さん(京都府出身)にお話を伺いました!

総務部長の奥村 比呂司さん。
実際にミャンマーを訪問し「さらにミャンマーが大好きになった!」とのこと。

ミャンマーでの教育支援とは?

ミャンマーで教育支援を始めたきっかけを教えてください。

弊社会長、立木の「発展途上国の自立に貢献できるような大学を現地に作りたい!」という大きな夢から話が始まります。
遡ること約20年前の1999年、京都に本社ビルを建築し大阪証券取引所に上場した際、祝賀パーティーを行う代わりに企業として何らかの形で社会貢献できないか…と考えておりました。そして比較的少額の寄付でミャンマーの学校を援助できると聞き、そこからミャンマーとの関係が始まりました。

今まで具体的にどんな支援をされてきたのですか?

ミャンマー第二の都市、マンダレーにある「国立マンダレー聾学校」への寄付から始まりました。具体的には寄宿舎や職業訓練施設の建設、インストラクターの養成、スクールバスやコンピューター・補聴器・教室備品(机・いす・本棚)の支給、職業訓練コースの授業料の援助など、生徒たちの自立を意図した幅広い支援を行っています。
現在はミャンマーの大学生へ奨学金授与なども行い、様々な形でミャンマー社会への貢献活動を継続しています。

「私が京進の校長時代に京都で使用されていたスクールバスと出会いましたよ!!
今もこうして使われているのは、とても嬉しいことですね。」と笑顔に。

支援活動の中で職業訓練施設を建設していますが、そこでは実際どんなことを学べますか?

縫製や編み物、パソコンを使ったグラフィック・デザインなどの技術を身につけるための訓練を受けることができます。 生徒たちは耳が不自由なため他の学校では職業訓練を受けることが非常に難しいのですが、ここでは一人ひとりの自立に向けた技術や知識を学ぶことが出来るので、とても役立っているそうです。年々技術が向上していて、卒業後は独立して働いている方もいらっしゃるそうですよ!
また、この職業訓練センターで作られたバッグは京進グループの生徒や保護者の方々・職員に購入していただき、その金額も寄付に充てています!
この活動を通して、生徒の皆さんに「世界に目を向けてもらえるきっかけ」や「支援に参加するやさしい心」を育むことが、少しでもできればと願っています。

実際の職業訓練の様子。とても上手にミシンを使い、洋服を作り上げていきます。
関西入試相談会で聾学校への支援PRと募金活動の様子。
募金のお礼に聾学校の生徒が作ったエコバックをお渡ししました。
こどもたちも笑顔になり、大好評だったそうです!!

ミャンマーの人々との「今」と「これから」

実際にミャンマーに行ってみて、いかがでしたか?

まずミャンマーで出会った生徒や学校の職員の方、皆さん本当にフレンドリーでとっても親切でした。また生徒の皆さんは「学ぶこと」にとてもストイックで感心しました。
ミャンマーの方に共通して言えることは、日本人と国民性が似ているんです!嫌なことがあっても顔に出さないし、礼儀正しさや謙虚さが伝わってくる。だからこそ、より親しみやすさを感じたのかもしれません。
そしてふと生徒の学校制服に目を向けると、京進のロゴが入っているシャツを着ていて、様々な部分で貢献ができていることを嬉しく思いました。
ミャンマーへ訪問したことで、多くの人々が社会で活躍するための手助けが出来ていること、またそれはとても誇りあることだと改めて強く実感しました。

式典では、聾学校のこどもたちが踊りを披露してくれました。
先生の手話を見ながら、とても上手に踊っていたそうです!
式典時には多数の現地報道陣が来ていて、翌日の現地新聞にも紹介されたそうです!

今後はどのような活動をしていく予定ですか?

このミャンマー支援では、「世界の教育・文化の向上に貢献したい!そしてみんなが平等に教育を受けられるように」という強い想いがあります。
これからも多くのミャンマーの人々との友好関係を深めていき、ミャンマー聾学校の教育に留まらず幅広い教育支援を行っていきたいと考えています。また将来的には弊社会長・立木の夢でもある「大学を現地に寄付して支援したい」という想いを叶えたいと思います!!

京進が行うCSR活動について、もっと詳しく知りたい方はこちら https://www.kyoshin.co.jp/group/effort/



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