【10月オンラインセッション報告記③】偏見や誤解を考えるにあたって 〜韓 浜澤〜
日中分科会の北京セッションでは、「歴史問題」と「ストレス社会」という二つの大テーマをめぐり、北京大生が「中国人が持つ日本への偏見・誤解」を、余すところなく東大側にぶつけてきた。それに対し東大側は、まずそれが偏見か、誤解か、またはただの認識の相違かを北京大生と話し合った。もしその認識が偏見や誤解だと東大側が主張すれば、反証となる情報を伝えて北京大生にその情報を納得してもらい、ひいてはその認識が偏見や誤解だと認めてもらえるよう意見を共有したり、説明したりする。両方の努力で多くの議