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2022菜園総括ー庭編 の前口上🥦

前回は漸く家庭菜園総括ができてとても嬉しかった。
InstagramやFBではアート活動メインで投稿しているので、ここで大好きな家庭菜園について思う存分書けるということは精神的な救いの意味があると思う。

くど過ぎるほど長い文章で自身の考えや心情を正直に吐露しても、とくに恥ずかしくはないし迷惑だろうなと思うこともない。
この場で私は完全に自由を得ているのだ。勝手に。

書くことでしか、吐き出すことでしかまとめられない思考や気持ちというものがある。
しかし何故か人間性の業で、日記として密かに書くのでは満足できない。大々的に発表するほどではないが、誰か気付いてくれる人がいればいいな、共感できる人がいたら嬉しいな、と思ってしまうのである。

まったく忖度しないで自分の好きなことしか書かないのに、他者へ理解を求めるなんてとんでもない我儘だと思うが、それがやりたいのだからしょうがない。
元来、我儘過ぎるほどの我儘な性分なのだ。だからアーティストになったとも言える。

とはいえ、無論のことこんな傍若無人な私の読みにくい文章へ反応をいただけること自体、心からありがたく思っている。
私にできる恩返しは、作品を通して受けた温かさを社会に還元していく他はない。

さて、こんなことばかりを書いていたら、またいつものように本題に入れずして駄文ばかりが溜まってしまう!
本題に移らねば。移らねば。

でもちょっとだけ。PFOSとかPFOAとか色々あるけど、「永遠の消えない化学物質」と言われる有害な化学物質について簡単に触れておきたい。

まず大きな問題点として「焦げ付かないフライパンや炊飯器、消火器、撥水加工された紙や繊維(スキー用具や雨具)、化粧品など、われわれの日常生活とは切っても切れないほど密接な繋がりを持つ化学物質でありながら、実はそれが深刻な健康被害をもたらしていることが明らかになってきた。

また、この人工物質が「永遠の化学物質」の異名を取るように、一度製造され生態系に放出されると、容易には分解されず、生態系の中をほぼエンドレスに循環し続けることになる。
それは土壌、農産物、地下水、水道水、魚など、人間が口にするものを全て汚染していく。

PFASの中でもとりわけ問題になっているのが、PFOAとPFOSの2つの物質だ。
これらは8つの炭素とフッ素を結合されたもので、他のPFASと同じく非常に安定度が高く壊れにくいと同時に、脂肪酸と分子配列が非常によく似ているため、有害物質であるにもかかわらず人体が積極的に体内に取り込もうとしてしまう性格を持つ。
この点はかつて問題になったダイオキシンなどの環境ホルモンともよく似ている。しかも、この2つの物質は尿などで体外に排出されにくいため、何年、いや何十年も人体の中にとどまり、様々な病変の原因となる。」
(videonewsより抜粋)

日常生活品については規制をしても次々に新しい近似の化学物質が使用され、権威主義国家 日本においては情報統制といつもの無関心スパイラルによってお手上げ状態だが、米軍、自衛隊での消火剤使用による地下水汚染はいかがなものか。

水は未来永劫水道があるから地下水は関係ない?水道民営化でクソ水飲まされることになっても?健康被害が出た時や災害時に閉じた井戸を再利用しても、それが毒水だったら我々は幾重にも重なった事象の被害者、被災者になってしまう。

米軍でも自衛隊でも大義名分は日本という国土の防衛だ。国は国民という同じ文化、言語、習俗の共有を背景とした人々の集団だ。その守るべき相手の身体を自らの手で蝕んでおいて、彼らはいったい何から我々を守っているというのだろうか。
これは戦時に最大の標的である原発を稼働し続けながら対中国、北朝鮮プロパガンダを通し好戦的なムードの中で日本再軍備に向かおうと爆進する現政権の矛盾と同じ性質のものではないのか。

そもそも議論が苦手な島国根性に有意義な議論など求めはしないが、少なくとも自問くらいはすべきだろう。

それにしても情報化社会で便利になったとはいえ、触れる情報は結局、個人の嗜好によるわけで、方や「中国・朝鮮人に乗っ取られて社会全体が左傾化し、左翼はその尖兵だ」と見る向きと、「社会全体が右傾化する中で米国への属国化と対中戦争時における尖兵志願を前提に、日本再軍備と米国軍事産業への献上金をトレードしている」と見る向きとで真っ二つに分かれているのは一体どうしたことだろう。

ちなみに私から見る風景は後者で、まず安倍政権からの顕著な方向性として「日本が中国・朝鮮の侵略を受けている」という分断プロパガンダを基礎に市民同士を対立させることで政権批判への盾としたうえで、政権批判する側を「左翼(パヨク)、反日、共産党」とレッテル貼りをし、国側の積極的なメディア介入とオールセットで言論を封殺していった末の現在であると見ている。

一つの視座として、福島原発事故の前までは「報道の自由度ランキング」世界11位であったところから、安倍政権を経て菅政権となった2021年、日本のランキングは67位まで下落し、現在は71位にまで落ちている。無論この下降傾向はまだまだ続くだろう。
ちなみにSAMEJIMA TIMESの鮫島さんは、このように報道後進国に転落したことへの憤りが、朝日新聞社を辞め独立メディアを立ち上げた理由の一つであると語っている。

結果的にこのような箱庭の中で醸成されたのは
「中国、朝鮮、ロシアは敵だ」
「奴らは既に侵入してきて日本社会を乗っ取ろうとしている」
「戦うためにも抑止力としても、もっと武器が必要だ」
という被害妄想(彼らには真実)に攻撃性が加わった非常に危険な好戦的気分であるように思う。

ただ、考えてみてほしい。
結局は右左双方、日本が中国か米国に乗っ取られていると言っているのだ。
そして双方ともに危機感を煽り立て、もしくは国家の自立のためにと言いながら日本再軍備を熱望し、結局のところ米国から武器を買い国内での戦争兵器の製造にも積極的に着手していくべきだと主張しているのだ。

つまりは「米中の覇権争いに巻き込まれて政治的には東アジアの島国として難しい選択を迫られながら、下級国民が外国からカネばかりむしり取られる構造」という意味では双方大して変わらないのではないだろうか?

そもそも、市民同士の分断に乗せられていることが米中覇権争いに巻き込まれていることの証左ではないのか。
渦の中心には欧米対中華圏の対立構造があり、その周縁では双方のプロパガンダによる市民の分断が起こっている、そのような図式に見えてならない。

ロシアのウクライナ侵攻、COVID-19、ワクチン、それらを巡る意見、価値観の対立と分断もそうした渦の中にあるものだと私は見ている。

なんと今回も本題に入れずして、同じ轍を踏んでしまった、!!
まぁ、こんな落ち着かない世の中ですからね。黙っているわけにもいきません。

菜園総括はまた次回‼️

小松菜は外葉から収穫していくと良いんだよ、と教えてくれた。家庭菜園ならではの収穫法だ。

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