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個人的米津玄師の好きな曲ランキング

米津玄師の最新アルバム『STRAY SHEEP』が8月9日に発売され初週で88万枚を越えるセールスを記録している。

私自身はCDTVを見ていて【orion】という曲から彼の曲に興味を持ちはじめた。幕張メッセのライブにも参加させていただき今ではすっかり彼のファンである。またCDジャケットのイラストを手掛けていたりとマルチな才能が光る。そんな自分が彼の好きな曲に個人的ランキングをつけてみた。聞く人によって思い入れのある曲は違うのでそこはご了承いただきたい。

第一位【灰色と青】

アルバム【BOOLTEG】に収録された菅田将暉とのコラボ曲。北野武が監督した映画「キッズ・リターン」が重要なモチーフとなったと彼自身が語っている。そのため楽曲の歌詞には学生時代や青春の記憶が多々描写されている。幼少時代を共にした友人同士が、大人になりすれ違う日々の中で、離れていても奇跡的に重なる瞬間を描いた」という楽曲。PVを含め自分自身の学生時代を思い返したファンは多いはず。私自身、一番メッセージ性が強く影響を受けた曲である。当時PVを何度もリピートしてしまった。ブランコのシーンは最高にエモい。

第二位【TEENAGE RIOT】

【flamingo】の両A面シングルとして発売された当該曲。彼が自らの過去を主題に置いた楽曲である。10代ならではの葛藤や思いが歌詞に込められており非常に共感出来る曲である。私自身も10代の頃は不満や不安など色々な思いがあった。現在でいう所の陰キャだった私はうまく自分を表現することが出来なかった。まわりと打ち解けられず、自分を認めてくれる仲間や友達があまりいなかった為、非常に悔しい思いをした。今でもそうだが自分は自己表現が下手なんだと思う。そんな学生時代を思い出させてくれた曲でありながら、軽快なギターサウンドに歌詞が乗り疾走感も感じられるオススメ曲である。

第三位【アイネクライネ】

PVは彼によって描かれたイラストレーションを用いたアニメーションで構成される。歌詞中の「あたし」、「あなた」と繋がった一組の男女を中心に展開する。大切な人への思いが歌詞に込められておりファンの中では色々と考察されている曲でもある。自分自身は彼女などに思いを伝えたい曲でもある。カラオケでも人気があり特に女性からの支持が高い曲でもある。

第四位【ピースサイン】

アニメのオープニング曲に起用された当該曲だが原型となるデモ音源は2016年の春頃には既に制作されていた。非常に聞きやすく前向きな気持ちになれる曲である。「ピース」には「平和」や「勝利」という意味合いがあります。また歌詞からも最後にピースサインを掲げるように笑える未来が来るように、どんなに辛いことがあったとしても乗り越えていくという強い意志を感じます。彼の歌詞でより伝えたい部分では繰り返している部分が多数あります。当該曲では遠くへ行け遠くへ行けと、上記の【TEENAGE RIOT】では今、今、今と【アイネクライネ】ではどうして、どうして、どうしてと繰り返すことにより思いや気持ちがより強調されメッセージ性の強い曲です。

第五位【打ち上げ花火】

アニメ映画の主題歌としてDAOKO×米津玄師名義で発売された当該曲。アルバムには米津玄師ソロとして収録されている。評論家からは映画の主人公の同じ思春期にいながらの成熟度のズレとリンクしているとも感じたとコメントされている。メロディやサウンドに関しても、気だるさと焦燥感の狭間で命が燃えているような、まさに打上花火のような時間感覚が見事に表現されていると評価されている。私自身はソロverよりDAOKO×米津玄師を推したい。コラボレーションとはまさにこの曲の為にあると言っても過言ではない。昔DRAGONASHのKJがsugar soulと発売した【garden】という曲以来に上手くマッチした曲だと思う。【garden】はMay.jなどにもカバーされた90年代後半にヒットした曲でもある。またこの頃からプロデューサーとして楽曲の提供を行うようになった。

総評

あくま個人的なランキングの為、人それぞれランキングや思い入れのある曲は違うと思います。私自身は学生時代の挫折などを未だにひきづっている為、上記のような曲がランキングしてしまったのだと思われます。他にも【lemon】【パプリカ】【orion】【Flowerwall】【アンビリーバーズ】など好きな曲は多々ありますがその中でも思い入れのある曲や影響を受けた曲をランキングしました。