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地元カンパニーワーママインタビュー企画 第1弾!

2021年度から2022年度にかけて、大幅に組織の規模が拡大した地元カンパニー(現在社員数32名)。森をテーマにした新しいオフィスに住み付く生き物のごとく、個性的で生命力にあふれる社員が勢揃いしています。

「地元カンパニーワーママインタビュー企画」では、子育てをしながらマネージャーとして地元カンパニーで活躍する森のワーママたちを順にご紹介していきます。これから当社にエントリーしたいと思っている方、特に出産等で一度離職したけれど、やりがいをもって仕事ができる転職先をお探しの方、生活に合わせて時短勤務をしながらも責任をもった仕事で活躍したい方、必見です!

最初にご紹介する森のワーママは、軽やかな足取りと常にポップな立ち振舞がまるでうさぎのようなこの方です!

パートナー・CS班 班長 ユウコさん(仮名) プロフィール
前職はWEBデザイナー。生協大好き3児の母。自然豊かな環境で子育てをしたいと東京から上田に移住し、地元カンパニーに入社。会社の成長と共に社内の様々な業務に対応してきた超多能工。2021年には印刷体制の刷新を先導した(第二次印刷革命)。言葉遣いや言動は若干過激だが、その実どんな相手にも常に穏やかかつ朗らかな様子は、さながら逆・トロイの木馬。「そのとおりです!」が口癖で、肯定感がすごい。

ユウコさんの仕事

ザコウジ(地元カンパニー取材担当):ユウコさん、今日はよろしくお願いします!グリーン素敵ですね!

ユウコさん:はーい。よろしくお願いします!そうなんです、今日は森の住人になりきってきました〜笑。

ザコウジ:あはは。ではさっそく!まずは、現在ユウコさんが担当している仕事を具体的に教えてください。

ユウコさん:パートナー・CS班のマネージメントをしています。メンバーは8人いて、3名はリモート。他の班と比べてリモートのメンバーが多いチームになっていますね。班の業務としては、①カタログギフトに商品を出品してくれる人を増やすこと、②出品して頂いた後のフォローをしていくこと、あとは③商品を受け取る方のお問い合わせに対応するカスタマーサポート、という3つがメインです。

ザコウジ:なるほど。その中でユウコさんはどんなことをしているんですか?

ユウコさん:そうですね、商談とか電話対応とか、結構緊張とかストレスがつきまとう業務が多いので、まずはメンバーのメンタルケアですね。ちょっとしたことでもできるだけ情報共有してもらったり、困ってることがないか聞いたり、コミュニケーションをマメにしながら、ひとりひとりのやりたいことを聞き出して業務設計をしています。あと、トラブルや事件がよく発生するんですけど、そういうときには、私が解決案を出したり、直接対応する役割を担います。それから、今年度はこれまでの通常業務に加えて、一度出品していただいた事業者様に、長く出品を続けてもらうための働きかけも始めるので、そのための体制や仕組みをつくっているところです。

ザコウジ:いろいろありますね。班長として楽しんでいることとか試行錯誤していることはありますか?

ユウコさん:判断の仕方ですかね。曖昧で不確定な要素が多い中で判断しなければいけないし、人の人生に関わることだったりするので、悩むことが多いです。答えが明確にあるわけではないし。心がけているのは、納得するまで悩むこと自信が持てるまで悩み切って、一旦判断したらあとは後悔せずに、結果にむけて責任をもって最大限努力するようにしています。
難しいけど、嫌なわけではなく、むしろ難しいからこそやりがいを感じるし、もっと経験を積みたいと思ってます。あとは、班長として人と向き合うことは楽しいですね。10人10通りの人生や価値観があるので、みんな一概にはいえないところが難しさでもあるし楽しさでもあります。

打ち合わせをするユウコさん

プライベートとの両立

ザコウジ:マネージメント業務の醍醐味や大変さをお聞きしましたが、時間の使い方も気になるところです。今のユウコさんの勤務時間はどんな感じですか?

ユウコさん:今は9:00から17:00、休憩1時間挟んで7時間の時短勤務です。去年はフルタイムだったんですけど、(オフィスの移転統合で)通勤時間が長くなったので時短にしたりとか…私4年目なんですけど、今まで働いてきた中でいろいろ変えてます。最初は15:00までだったんですよ。

ザコウジ:えーそうなんですね!

ユウコさん:そうそう。子供が生まれたばっかりで小さかったのもあって。それから16:00になり、フルタイムいけるかな?ってときはフルになったりとか。そういう変更をうちの会社は割と柔軟に受け入れてくれるので、都度環境や状況に合わせて会社と相談しながら選択していってるという感じですね。

ザコウジ:なるほど〜。そういう環境は心理的に楽ですね。

ユウコさん:うん、そうですね。その都度業務を設計しなおしたりとか、ときには業務を降ってきたりしてどうしてもやらなきゃいけないってことももちろんありますが(笑)。ただ、人数も増えてきて以前に比べると難しさも出てきているかもしれません。

ザコウジ:組織になっていく上で避けられないことですね。平日はどんな感じで家事や仕事のスケジュールをくんでいるのか、お伺いしたいです。

ユウコさん:家事、あんまりやってないんですよね〜(笑)旦那さんの助けがなきゃ全然できないので、そこは全面的に協力してもらってます。

ユウコさんの1日のスケジュール
6:00 起床 
   ごはんの仕度と自分の仕度
            3人の子供を起こして朝ごはんを食べさせる
7:30     小学生の長女が出発
8:00 保育園児2人を送りつつ出勤
   ※このときには前の日の洗い物が残ってる状態
   ※帰宅時に完了しているよう洗濯機の予約と、可能なら炊飯の予約
9:00 出勤
  (休憩1時間)
17:00 退勤
    学童・保育園で子どもたちをピックアップ
18:00 帰宅
    洗い物を片付け、子どもたちを風呂に入れる
    夕食(夕食作りは旦那さんの担当)
             洗濯物を干しながら宿題を見る 
21:00   就寝
    ※その後生還できれば旦那さんと晩酌することも

ザコウジ:すごい!旦那さんは結構早く帰ってこれる感じなんですか?

ユウコさん:そうですね、朝も夜も旦那さんのほうが1時間ずつくらい早いんですよ。洗濯物を干したら、もう終わり!という感じで寝ます。でも干せずに寝ちゃうこともある(笑)。

ザコウジ:あーわかる(笑)!

ユウコさん:そうなると洗濯やりなおしとかね。掃除は、平日はほとんどしなくてルンバを回しとくぐらい。ゴミすら出せないこともある。

家事、あんまりやってないんですよね〜

ザコウジ:そういうのは、あんまり気にしない?

ユウコさん:うーんそうですね。私はズボラなんで大丈夫です。洗い物も「うーん、もうちょっと溜めれるな!」って思ったり(笑)。自分に甘いので、そこらへんは目をつぶる作戦。完璧は求めてないです!

ザコウジ:それは一つの才能ですね。家事に支配されてない感じがすごいです!仕事と家事を両立するための秘訣はそこですか?

ユウコさん:私の「気にしない」レベルが人より相当低いんですよね。命に関わらなければ大丈夫って思っちゃいます。家族に理解があるし、旦那さんが許容してくれてるのが大きいですよね。この旦那さんでよかった〜って思ってます。

ザコウジ:わー素敵。旦那さんにもそういうのは伝えたりするんですか?

ユウコさん:言いますよ!夜寝かしつけの後に起きられれば、旦那さんと一緒にテレビを見たり晩酌をしたりする時間をとったりしてます。楽しみの一つですね。

ザコウジ:大事ですね〜。他に日々の生活の中で大事にしていることってありますか?

ユウコさん:昼寝をする時間!私子供よりよく寝るんですよ。

ザコウジ:即答(笑)!寝たいときは寝る、適度に目をつむる、という無理のない自然体が、生活を続けていく秘訣なんですね。ちなみに通勤時間は何をしていますか?

ユウコさん:朝の通勤時間は会社の経営に関わりそうなポッドキャストを聞いたり、あとは考えていることを言語化してロープレしたりとかもしてます。

ザコウジ:ま、真面目ですね・・・!

ユウコさん:あでも、リフレッシュしたいときはYou Tube musicで「朝の音楽」とか「出勤前の音楽」とか爽やかな音楽を聞いたりします。帰りはお菓子食べたり炭酸水飲料飲んだり、糖分糖分って感じですね。コーラ大好きなんで!

ザコウジ:帰りは音楽聞いたりはしないんですか?

ユウコさん:帰りも聞くんですけど、帰りは韓国ドラマのサントラ聞いたりして余韻に浸ったりします(笑)。

ザコウジ:行きと帰りで通勤時間にすることが違うのは面白いですね〜!

地元カンパニーらしさとは

ザコウジ:ジモカン歴4年目とのことですが、会社の仕事がプライベートに活きたことはありますか?

ユウコさん:あーどうだろう。ジモカンで働きはじめてから、自分の能力が思ってもみなかった角度に伸びていったな、とか感じることはありますね。自分のやりたいことだけやっても、スキルは自分の周辺にしか広がらないじゃないですか。でもジモカンにはいろんな仕事に関わるチャンスがあって、出来るかどうかわからないし苦手かもしれないけど、やってみることで、自分が思わぬ角度で拡張されたりする経験がありました。そういうチャレンジできる機会は、ジモカンで働く中で得られた大きなものだと思ってますね。結果的にプライベートにおいても、思った以上に自分には可能性があるって思えるようになったんです。

真剣な表情で業務に取り組むユウコさん

ザコウジ:それは子育てにもすごく活かせる視点ですね。思ってもないところに伸びしろがあるんじゃないかっていう姿勢で子どもに接すると全然違った世界が見えてきそう。

ユウコさん:そうそう。もっとこっちもやってみればいいじゃん、ていう問いかけが子供に出来るようになったのは、自分がそういう経験をしているからなんだなって感じるんですよね。

ザコウジ:なるほどなあ。前職はWEBデザイナーで働いてたと思うんですけど、地元カンパニーならではの好きなところとかがあれば、それも教えてください。

ユウコさん:前職も楽しく働いてたんですけど、変化の激しさはやっぱり特徴的だし、そこが好きなところですかね。入ったときと今じゃ全然違うし、この姿じゃなきゃいけないっていうのはないし、そうやってあるべき姿が変わっていくっていくのを、私は楽しんでいる!

ザコウジ:(き…急に言いきったな!)確かに常に変化している感じはありますね。

ユウコさん:ジモカンらしいなと思うのは、お昼の時間。みんなが好きなことを個人でやることもあるし、急にみんなで一体感をもって何か始まることもあるじゃないですか。バレーやろうとかモルックやろうとか。そういう時間の使い方にすごく雰囲気が出てて、個人の自由さと一体感とのバランスがすごく好きだなあと思うんです。

ザコウジ:うんうん、個人と組織のつながりがいいバランスで実現出来ている感じがしますよね。

ユウコさん:でもそれって結構、言葉を重ねる時間があったからこそなのかなって思います。「考える」「言葉にする」という文化が大事にされてるし、それがいいと思っている人が集まってる。だからその人らしさと組織としてのまとまりがうまくバランス取れているのかなって思いました。ここにいなかったら出会わなかった人がいっぱいいるなって思うとぐっとくるし、幸せだなあって思います。家族も大切だけど、会社行くの楽しいな、あの人に会いたいなってなるってすごいですよね。

ザコウジ:確かに。会社くるのは楽しいですね。でもずっと続けてきた朝チェックとか未来にトリップしてインタビューする時間とかは、新オフィスが変わってからなくなっちゃいましたよね。

ユウコさん:あー。でも今は、出社してすぐ班ごとにやるチェックインをいろんな方法でやってたりとか…今日とかも何故かスクワットやってる班とかありましたよね(笑)。コミュニケーションのあり方もいろいろ模索している感じかな。全部決まりきっていないなかで、何かを決めていく、模索していく過程の中にいるっていうのがうちらしいし、楽しいなって思いますね。アップデートを惜しまない感じがします。

これからのこと

ザコウジ:めちゃくちゃ仕事を楽しんでいる様子が伝わってきますが、「もっとこうしたほうがいいな」と思う点はありますか?

ユウコさん:うーん。キッチンをもっと活用して、試食会なんかが出来るといいなって思ってます。せっかくオフィスが一つになってキッチンもあるんですが、いまいちまだ活用しきれてない感じがしますよね。

ザコウジ:キッチンにもっと金をかけろってことですね?

ユウコさん:え、いや、そういうわけでは…

ザコウジ:いいんですよ。ここは本音を言いましょう。オフィス移転のとき、キッチン何度こすってもきれいにならなかったって担当したスタッフが嘆いてました。大々的に工事をしてほしいですよね。

ユウコさん:ま、まあ…そ、そうですね。

苦笑いするユウコさん

ザコウジ:では最後に、これから会社でやっていきたいことや目標があれば教えてください。

ユウコさん:自分の子供が将来働きたいと思えるような組織でありたいなと思っています。組織って個人ではできないこともできると思っているので、個人では苦しいとか辛いとかしんどいと感じてしまう社会課題にも取り組んでいけたらいいなと思います。ジモカンはそういうこともちゃんと考えて言葉にしていける組織だと思っているので。

ザコウジ:本当ですね。具体的に思い描いているテーマは何かありますか?

ユウコさん:自分の子供が発達障害を抱えているんですけど、そういう人たちの居場所がぽっかり抜けているゾーンがあるなって感じているんです。それを社会としてどう解決していくのかっていう。そういう人たちの働ける場所とか、関われる場所があるといいなあと思ってます。世の中に発達障害の人はたくさんいるし、より自然に社会の中でそういう人たちの存在が認められる場所があるといいなって。個人的な思いですけど。

ザコウジ:そういう個人的な「これをなんとかしたい」というのが集まって、組織の中で化学反応が起きたりしていくといいですよね。

ユウコさん:そう。自分だけで考えててもわからないことがいっぱいあるから、組織の中で話ができるといいなって思います。

ザコウジ:最後に一つ。最近泣いたことは何ですか?

ユウコさん:韓国ドラマで大号泣しました!泣くとスッキリするじゃないですか。おんなじドラマで何回も泣いて、ティッシュ一箱使ったりしちゃいました。

ザコウジ:あはは!面白い。すっきりする方法を持っているのは大事ですよね。ユウコさん、今日はありがとうございました〜。


自然体で子どもよりよく寝る、完璧は求めない、変化を楽しむ、そして常に(そして突然)肯定する!のがユウコさん流の楽しみ方のようですね。
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