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お財布を100個持っていてもいいじゃない

スタイリストなのにのっけからありありと「相田みつを感」を醸し出してしまいまして、すみません。自問自答ファッション通信です。今回は偏愛のお話です。

わたしはスタイリスト業の他に、雑貨のバイヤーをしたり、友人がデザイナーをしているお財布を販売したりすることもあるのですが、そこでよく思うのが「お財布、ひとり一個じゃなくてもいいじゃない。偏愛だもの。」ということです。

残念、この間買っちゃったのよ👛

「こんなにかわいいお財布あったのね、でもこの間買い変えちゃったのよ。」という方がよくいらっしゃるのですが、別にお財布たくさん持っていてもいいと思うのですよね。「お財布は長財布とミニ財布の2つまで」とかいうのは校則で決まってないですからね。

わたしはお財布を愛している

わたし、お財布大好きなんですよ。ずーっと欲しいんです。お財布。何なら全てのブランドの全ての財布をコレクションしたいくらい心から好きなんです。でも一個あるしな…とずっと我慢していました。使わないバッグやピアスや服はたくさんあるのにね。不思議ね。そして、ハッと気がつきました。そんなに欲しいんなら持ってもいいんじゃない?と。

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始めてのバイト代で買ったのはお財布だった

私が高校生の時に、初めてのバイト代で買ったのはお財布でした。親友と一緒に恵比寿のヴィヴィアンウエストウッドの路面店に行って、バイト代全額継ぎ込んで真っ赤なかわいいお財布を買ったんですよ。日本製のライセンスものではなくて、輸入品でした。(こだわり笑)うれしかったな。裏地まで可愛いかったなぁ。あまりに嬉しくてしばらくお財布を抱いて寝ていましたね。

使いづらくても、いいじゃない

今、生活の中で現金を出す機会って少ないんです。オンラインで決済ができるし、スマートフォンで支払ったり、アプリでポイントを貯めたり、クレジットカード1枚で過ごせたり、だからお財布って、「少しだけ使いづらくてもいいや」って思います。意気揚々と「デザイン」で選びましょう。

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風水気にしないでゆこう

あと、よく「お財布にだけ」風水を持ち出す人がいるのですが、気にしなくていいですからね。今日からフリーダムにいきましょう。

スカートやパンツやトップスに「風水的に黄色がいいよ」とか言わないじゃないですか。そんなこと言ったら街中、黄色と金色だらけになっちゃうじゃないですか。好きじゃない黄色より、大好きな赤を持って欲しいのです。見る度に好きな色の方が絶対気持ちいいよ。

今、「財布にだけ風水を気にする」という呪い、わたしが解いときましたからね!

ファッションは自己満足だ

お財布が好きな人はたくさんのお財布を持てばいいと思うのです。小さいの、大きいの、かわいいの、かっこいいの。自分が満足するのがファッションですから、たくさん持っていいんですよ。極端な話、バッグは2個だけ持っていて、お財布は100個持っていても満足していれば、そっちの方がいいと思います。

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その偏りがいい

確かに、トップスが3着で、スカートが100着のクローゼットを見たら「お〜偏ってるな〜」とは思います。しかし悪いわけではないのです。きっとトップスが100着でスカート が3着のクローゼットが世界のどこかにあるわけですから「質量保存の法則」は守られています。いいのいいの。(何がいいんだかわかりませんが、人生全てをファッションに賭けてるスタイリストがいいって言ってるからいいんです。)

偏愛はスタイルを作る

わたしはファッションについて考えれば考えるほど「偏愛」があったり「ちょっと不便なクローゼット」が「愛おしいな」と思うようになりました。

「クローゼットが黒ばかりなんです…」「バッグが多いんです…」というお悩みは、そのまま「黒が決め手のクローゼット」「バッグがトレードマークのスタイル」になるはずです。嫌いなものや苦手なものにお金を使うことはなくて、愛しているものにだけ投資した結果であれば、とっても心は晴れやかなはずです。

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憧れのスタイルはみんな偏愛が生んだもの

オードリーヘップバーンのモノトーンスタイル。ジェーンバーキンのデニムスタイル。アナウインターのタイトスカート。長年語り継がれるスタイルはみんな偏愛から生まれたのです。ね、そう考えるとちょっと勇気をもらえますよね。

人の言葉は信じなくていい

「使わないのにそんなに洋服を買って」と母がいうのです。とか、彼氏から「たまにはワンピースも来て欲しいな」と言われるのです。というお悩みを聞くことがありますが、それはファッションアドバイスでも何でもなく、ただ言ってるだけのことが多いです。薄ほんのりと聞いてもいいけど、信じなくて大丈夫です。

わたしはそういうのを全てまろやかに無視して生きておりますが、大事なのは自分の心の言葉です。あなたには「着たくない服を着る理由」なぞ1グラムもありません。忘れないよう、書にしたためて玄関にでも貼っておきましょうね。

本当に好きなお財布を持っていますか?

だれかにもらったお財布を持っている人は要注意です。それ、本当にあなたの趣味ですか?

お財布って「顔やスタイルやファッションに似合う」を考えなくていい、唯一のアイテムなので、趣味が何よりも出ます。むしろ趣味を色濃く出していい、特別な「ラッキーポジション」なんですよ。

人に強くものを言えないとか、気を遣い過ぎてしまうという人は、まずは「心から自分らしい100点だと感じるお財布」を探してみてください。出会えれば、今よりもっとあなたの美しさが滲み出てくると思います。

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どんなお財布を買ったらいいの

かわいい〜〜好きだ〜〜と思えるものがいいと思います。安くても高くても使いづらくても、心が弾むもの。逆にそこまで思えなかったら、妥協で買っちゃダメです。可愛くないんだったら今持っているので十分です。大袈裟ですけど、本当に好きなお財布とで会えた時、あなたが自分自身を認められることができると思うんです。

お財布を100個持っていてもいいじゃない。使わなくて、家でなでなでしていてもいいじゃない。わたしはそう思いますよ。

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