何もかも全てが上手くいっていない

フラッと駅の方まで出掛けて、何気なく入った本屋でビジネス本を見かけて仕事のことを少し考えてしまい、休みの日に仕事のことなんか考えたくないと思い、逃げるように喫茶店にやって来た。

昨日は会社の同期と呑みにいった。珍しく残業続きだったが、昨日は定時で上がることができた。そこで、酒の力を借りて、仕事もプライベートもうまくいっていない話をした。正直、1つ1つは大したことないのだが、全てがうまくいっていないとなると話は変わってくる。それでもここまでの四半世紀の人生、思い通りにならないなりになんとかなってきているので、まだ気楽に構えていられているし、僕のしょうもない話を聞いて笑ってほしいという気持ちもある。

ここに書ける範囲で、近況を少し書き連ねてみる。

まず仕事のこと。経理をメインにやっているが、同僚が退職してから採用関係の仕事もやることになった。そこから残業が増え、趣味のマラソンに割ける時間が少し減ったが、特に苦ではない。1日8時間労働を5日間連続でやるなんて人間のやることじゃないと言っていた学生の頃の自分はどこへやら、2年経って側から見ればすっかり社畜になってしまった。

ここで、頼んでいたアイスティーとNYチーズケーキが運ばれてきた。この先、ろくな内容じゃないので目の保養にどうぞ。

珈琲館のケーキセットを注文しました!

職場、特に部署内の人間関係は良好そのもので、上司に遠慮なく自分の意見を言えるし、愚痴も言い合える関係だ。仕事も現場をやっていた頃に比べるとやり甲斐はないが、経理と採用関係の仕事の切り替えが大変なくらいで苦痛にはならない。

しかし、厄介なのは役員から子会社の経理の方にも携わるように言われていることだ。人が辞めてただでさえ激務になりつつあるのに、これ以上仕事が増えるとキャパオーバーになってしまうし、自分の会社の経理もよく分かっていないのに他の面倒なんて見れるわけがない。そもそも他社の人間に経理を任せようとしているのが大きな間違いだと思う。管理業務を軽視しているとしか言えない、この状態が続けば間違いなく近いうちに破綻する未来が見える。転職が頭をよぎる。他にやりたいこともあるし、真剣に考えてみようかな。

次にマラソンのこと。1、2月はハーフマラソンを走ったが、先月から競技志向に切り替え、3月は10kmのレースに出走した。(因みに筆者は大学時代は5km、10kmを主戦場とし8回入賞うち2回優勝という戦績を残し、アマチュアながらガチ勢だった。)25レース目にして初めて雨に降られたのは残念だったが、もっと残念だったのは、差し込み(脇腹が痛むこと)が肋骨の下あたりに来て呼吸が苦しくなり、1度止まらざるを得なくなってしまったことだ。練習でも差し込みが来ることはあり、都度なんとか対応していたが、肺のあたりに来ることはこれまで1度もなく本当に辛かった。タイムも想定より1分以上遅れ、実力の半分も出せないまま終わってしまった。自分の実力を最大限出す走りが安定してできることが僕の強みで、こんなに大外ししたのは初めてだった。

最後に恋愛のこと。友達が近くにいないので、純粋に休日一緒に過ごせる人、歳も歳なので結婚も少し視野に入れながら出会いを求めて、数ヶ月に1回、街コンに行っている。初対面の人と大人数でワイワイってのも意外と楽しいし、1対1の形式もじっくり話ができるので良い。先週、1対1形式のイベントに参加し、投票で初めてカップル成立し、お相手の方と連絡先を交換したが、もう連絡がつかなくなってしまった。趣味が合うから良いなと思っていて、少なくともカップル成立している以上はお相手の方からも良く思われていたのだろうが、帰路についてからなんか冷めてるなと思ったし、付き合う未来が正直見えなかった。お相手の方がバスで帰ると言うので見送ろうと思ったが、バスが来る前に「もう大丈夫ですよ」と言われて、この時点でないなと思わざるを得なかった。マッチングアプリで初めて会った相手はサクラだったし、イベントで成立したカップルは1週間で音信不通。もはや傑作である。自分でも笑ってしまう。

ここに書いたのはごく一部で、親密な人にも話せないような生々しい話もある。最近辛いこと続きで荒んでいる人に楽しんで読んでもらえれば本望である。

そして失敗続きの人生を歩んできて思うこと。プライド捨てて守るものなく生きるのって本当に楽で、うまくいってないのが普通になると、些細な良いことが大きな喜びになる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?