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人と企業のこれからを探すプロジェクト、「働くの実験室(仮)」 をはじめます!

はじめまして、こんにちは。
本日ティザーサイトを公開したプロジェクト「働くの実験室(仮)」
の室長をつとめるnakamari(@nakamaririri)です 🐈


SmartHRがはじめる「働くの実験室(仮)」は、これからの働き方や企業のあり方に焦点をあてたイベントやコンテンツを束ね、継続的に発信する長期プロジェクトです。

コンセプトは、「人と企業のこれからを、見つめ、考え、試す場所」。
プロジェクト名の末尾についた(仮)という言葉が表すように、常に現在進行中であることをよしとしながら、未完成の実験室のような存在として、活動していきたいと思っています。

今日は、はじめのご挨拶として、このプロジェクトが生まれた背景やこれからの活動についてお話しさせてください。

「正解」が見えなくなった世の中で

世界が急変した2020年の春。

多くの人が心の中に何となく共通して持っていた「常識」や「正解」が、一瞬にして崩れ去ったように感じます。

現在も以前の世の中に戻る気配は見えず、そうかと言って、「こうすれば大丈夫」という次の正解らしきものもなかなか見つかりそうにありません。

“働く”にまつわる部分でも、従来の方法が機能しなくなり、常識が大きく揺らぎました。
毎日決まったオフィスに通勤すること。誰かに会いに行き、対面で話すこと。仕事の合間に何気ない雑談をすること。

誰もが働き方や企業の形についての新たな答えを探している中、私たちも同様に「どうしたらより良いやり方・あり方を見つけられるのだろうか」と日々考えてきました。

時代の急激な変化に直面した会社員として、開発するサービスを通じて社会の“働きやすさ”をつくろうとしてきた企業として、避けては通れない問いだったからです。

そしていつしか、この先の“働く”について、たくさんの人々とさまざまな視点から考えるための場をつくりたいと思うようになりました。

昨年末に開催した WORK and FES というオンラインフェスは、そのはじめの一歩です。

"働く"に、WIPの精神を

話はすこし変わりますが、エンジニアリングやデザインの世界でよく使われる「WIP」という言葉があります。
“Work In Progress” の頭文字をとったこの言葉は、自身の制作物が現在作業中である、というステータスを表すものです。

SmartHRでも以前から何気なく使われてきた言葉ですが、この言葉の裏には「未完成なものであっても、常に周囲に公開されていてよい」という前提があり、完成に至るまでのプロセスを周囲に共有することを後押しする役割を持っているように感じます。

今、これからの働き方を考える上で必要なのは、まさにこの“WIPの精神”ではないかと思うのです。

“正解”が見えないからと言って立ち止まるのではなく、まだ見ぬ可能性を探り、一歩前に進んでみる。上手くいかなかったら、少し戻って、また違う可能性を探してみる。

それぞれの人や企業が、試行錯誤を繰り返しながら、自身のやり方・あり方をアップデートしていくことが、求められているのではないでしょうか。

これまであたりまえだと思ってきた価値観や枠組みの外で新たな視点を探し、対話し、考えてみること。その中でピンとくるアイデアを見つけたら、小さく試してみること。そして少しずつ変わっていくこと。

「働くの実験室(仮)」では、WIPの精神を大切に、これからさまざまな取り組み(=実験)を通して、人と企業の新しい可能性を探していきます。

実験のプロセスを、発信していきます!

現在「働くの実験室(仮)」では、今夏の本格始動に向けて、いくつかの企画の準備を進めています。

日本社会での働き方の変遷をたどる映像の制作や、これからの働き方のヒントを探すイベントの企画、今の時代の働きやすさをつくるアイテムの開発、冬には2回目となる「WORK and FES」も開催予定です。お知らせできる日を、一同心待ちにしています。

本格始動までの間、こちらのnoteや公式Twitterを通じて、実験の過程や日々の活動を時々発信していくので、のぞいてみてくださいね。

また、ニュースレター「実験室(仮)通信」の配信もスタートします。
プロジェクトの最新情報に加えて、進行中の取り組みの裏話や、メンバーが日々の中で見つけた実験の種を、月に数回、手紙のようにお届けする予定です。公式サイト内のフォームにメールアドレスを入力するだけで登録いただけるので、こちらもぜひ。

■公式Twitter

■ 公式サイト(ニュースレター登録はこちら)

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まだまだお伝えしたいことはたくさんあるのですが、長くなってきてしまったので、今日はこのあたりで 🐈 🐈 🐈

次回は「働くの実験室(仮)ができるまで」というテーマで、今年のはじめにこのプロジェクトを構想してから立ち上げるまでのプロセスを書いてみようと思っています。
私たちの1つ目の実験の記録です。

これからこの場所を通じて、たくさんのみなさまと出会い、この先の"働く"に潜む明るい兆しを、共に見つけていけますように。