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コンクリ面に床を敷く【準備編】

【スタジオリノベ日記18】時間堂 黒澤世莉です。ペンキ3斗60キロを使いきって、ほぼ塗り作業が終わりました。20坪くらいの空間でも、床と天井を全部塗ると結構掛かるものですね。今日は自力で床を敷きたいときに使う資材の準備編です。

【5月某日】

劇団員は私。お手伝いで、植竹さん、原田紀行さん、中谷弥生さん、桜井さんが来てくださいました。ありがとうございました。

いい笑顔ですね。もはや風格さえ漂っています。ペンキ塗りの残りと、エアコンや排気口の清掃をしていただきました。左が植竹さん、右が原田さんです。

中央が桜井さん、右が弥生さんです。原田さんと弥生さんは「森の別の場所」コンビですね。床施工に先んじて、石膏カスやペンキあとなんかが広がらないよう、スタジオはもちろん、キッチンやトイレや事務所まで掃除してくださいました。ありがとうございました。

スタジオの床は、これから木材で作ります。現状の床面はコンクリート躯体の上にクロス張りになっていて、その上から床を作ります。入り口からキッチンにかけては土間にしようということで、クロスをはがしました。壁紙や床クロスは、接着剤が残るので、その処理が大変です。コンクリートがむき出しになってくれれば格好がつくんですけど、そう簡単には行きません。

ここで本題

20坪の床を自力で作る【資材編】
ただし自分たちで用意したものであり、これで足りるかどうかは工事が終わらないとわかりませぬ。

・木材 36 * 45 * 4000 96本 (4メートルの垂木96本)(大引、根太用)
・木材 1820 * 910 * 12 40枚 (12mm構造用コンパネ)(捨板用)
・木材 30 * 120 * 3650 3本 (かまち用)
・断熱材 1800 * 900 * 15 38枚 (カネライトフォーム)

・コンクリートビス 70mm 3箱
・細ビス 65mm 3箱
・32mmリブ付きビス 3箱
・ネダボンド 3本

細かい説明は後日いたします。なぜならば、自分でもまだ分かってないところが多いからです。2014年5月現在の値段で言うと、材木だけで14万円、断熱材3万円、ネジとボンドで2万円くらいです。木材は数年前に比べて高くなったといいますね。

床は置き床式という工法を、大工さんからも材木屋さんからも勧められたのですが、予算的に自分たちで圧縮できる根太工法にしました。捨て板というコンパネ部分の上に、本来ならば床用の木材を敷きこみます。しかし、しばらくは捨て板で活用してみて、予算ができてから床を貼っていこうと決めました。あとまあ、木材をインパクトでとめるみたいなのは、自分たちの技術でなんとかできる部分が多いというのも大きな理由です。

今日の作業でいうと、他には、工具、資材を整理しました。いままであっちゃこっちゃ行ってたのですが、工事も落ち着いてきたので、場所を決めて分かりやすく効率的で、かつ安全になったらいいなと思っております。

本日の作業終了時はこんな感じになりました。

明日からは今回のリノベーション工事のクライマックス、床の施工が始まります。詳しくはまた明日。お楽しみに。

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